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どうせ死ぬなら「がん」がいい (宝島社新書)

どうせ死ぬなら「がん」がいい (宝島社新書)

どうせ死ぬなら「がん」がいい (宝島社新書)

作家
近藤誠
中村 仁一
出版社
宝島社
発売日
2012-10-09
ISBN
9784800202864
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どうせ死ぬなら「がん」がいい (宝島社新書) / 感想・レビュー

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sas

がん治療は放置が一番という主張のお二人の対談本。「がんは痛むのではない。治療で痛む。」「がんの9割は末期発見・治療断念、放置がいちばん」「病院に寄りつかない人は確実に長生き」「医療は恫喝産業。不安をあおって患者を増やす」「がんやインフルエンザをめしのタネにする人々」「人間ドックを受けたために、がんで玉砕」「がんの9割に抗がん剤は無意味」「手遅れの幸せ。安らかな自然死」等々、現在の医療、ガン治療を根底から覆す主張です。いつかは必ず来る自分の死を真剣に考える人は読んでおいたほうがいいと思う。

2014/05/17

akira

新書。2012年頃の本。日本で最初にがん告知を始めた先生の対談。がん治療はかえって寿命を縮めるという観点から書かれた内容が多い。ほんと、どちらが正しいのかわからなくなってくる。どちらにも信頼あるデータがあるだろうし、判断は個人によるかなと。胃ろう、抗がん剤、放射線治療。どれも体に負担をかける。そして、その中にムダなものはないのか。ある種、元気なうちの本人の意思決定は大事だなと。家族の気持ちもあるが、そこもまた難しい。どう最期の生を生きるか。死は必然なのだから。「死に方は、生き方ですからね」

2017/01/21

シロー

父の抗がん剤治療は第四段階に突入。その前に脳への転移が認められ放射線治療。抗がん剤投与前は普通に生活していたのが今や階段の昇り降りすら儘ならない現状に本書で指摘されている「がんもどき」治療によって寿命を縮めているようにしか見えないのだが本人は抗がん剤を止めた途端全身に転移すると頑なに信じ込んでいて周囲の声には全く耳を傾けない状態。人間、死に瀕すれば縋りついてでも生きたいと思うのは当然で、その心理を金儲けの材料にする「医療」全般へのムカつきが止まらない。

2017/02/28

アーモンド

どうせ死に方は選べないし…と思いながら、ちょっとした興味と参考になればと思い読んだ。が、目からウロコの話満載、医者がこんな事言っていいの⁇というぶっちゃけ話まで興味深かった。納得しつつ、もし自分が癌になったら、一切の治療をしないでいられるかは、まだ自信がないです。死にゆく姿をきちんと家族に見せられる人になりたい。

2014/03/19

林 一歩

逆説的にタイトルには納得。

2013/08/19

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