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新宗教 儲けのカラクリ (宝島SUGOI文庫)

新宗教 儲けのカラクリ (宝島SUGOI文庫)

新宗教 儲けのカラクリ (宝島SUGOI文庫)

作家
島田裕巳
出版社
宝島社
発売日
2013-02-06
ISBN
9784800207432
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新宗教 儲けのカラクリ (宝島SUGOI文庫) / 感想・レビュー

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ntahima

“金儲けのカラクリ”なんて題名を見れば何か非合法の香りがするが、これは多分売らんが為に出版社が付けたものであろう。内容はいたって真面目。宗教団体と言えども世俗の社会の中に存在している以上、経済活動と全く無縁でいる訳にはいかない。お金の問題は新宗教だけでなく伝統宗教も同じこと。教団関係者としては余り触れてほしくない部分かも知れないが、いくつかのビジネスモデルに分けて分析する手法はかなり新鮮。次は徳川幕府の瓦解の一因を通貨・為替政策の失敗として描いた佐藤雅美の『大君の通貨 幕末「円ドル」戦争』を読んでみるか?

2013/02/22

ψ根無し草

「新宗教」に限らずほぼすべての宗教法人の資産運用の大まかなシステムと問題点や「宗教法人への課税」は元々ある旧来の宗教法人へ影響が大きい理由、創価学会のビジネスモデルなどに触れることが出来た点は面白かったし、「金余り」の問題で某女優で話題のカルト宗教がなぜ選挙で供託金の無駄遣いをするのかがも理解できた。かなり新宗教(一般にカルトと呼ばれている団体も含む)のビジネスモデルを擁護するスタンスで書かれているので読んでいて好みは分かれるかも。

2017/02/22

乱読家 護る会支持!

宗教法人認証を受けるためには、礼拝施設所有と宗教活動実績が必要。新宗教のビジネスモデルは4つ。創価学会は聖教新聞(550万部)、出版物の商材ビジネスモデル(年間所得1000億円)。生長の家も書籍による商材ビジネスモデル。立正佼成会、天理、金光、大本は献金ビジネスモデル。阿含宗は、目的別供養などの薄利多売のスーパーコンビニビジネスモデル。真如苑はお金を稼げる弟子を増やす家元制度モデル。。これからの新宗教は、SNSを使って、一人暮らしを対象に金集め、ビックデータで信者をコントロールする新ビジネスモデルが流行?

2015/02/17

たか

武蔵村山の日産跡地、なるほどそういうことなんだね。

2020/12/17

Tao Yamamoto

新興宗教のビジネスモデルには幾つかのパターンが有りそれらを丁寧に解説した書籍。また新興宗教だけではなく旧来宗教にもスポットをあて何故新興宗教とのビジネスモデルに差異が発生したのかなどにも言及。

2014/12/23

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