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名前のない女たち (宝島社新書)

名前のない女たち (宝島社新書)

名前のない女たち (宝島社新書)

作家
中村淳彦
出版社
宝島社
発売日
2013-05-10
ISBN
9784800210715
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名前のない女たち (宝島社新書) / 感想・レビュー

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海月

夜寝る前に初めての新書を購入し読んでみました(笑)初めからなかなかの内容ですが、どうやら同タイトルで映画化もされたそうです。 話の筋はなんとなく題名からわかる通りそこそこの元AV女優さんの経験談や生い立ちを主に語る本でした。多分新書なので全てが事実ではあるとは思うけどなかなかに重い人達の話でした。AV業界も生き残りが厳しいけどもそれ以上にAV女優の生き残りも厳しい世界なんですね。ハラスメントになっちゃいますが確かに旬な時代ってそう長くないですもんね。いやー世の中って厳しい…。

2021/05/20

PSV

インタビューをありのままに書くのは、ルポとしては正しいことだと思うし、その客観性は非常に優れている。本作は、AV女優の側にも立っていないし、それを神格化してもいない。批判的でも肯定的でもなく、ただそこにある現実を描写する。その正確さは、素晴らしいくらいに残酷だ。畜生、これか素直な気持ちでAVが観れなくなっちまった。その笑顔とか、アヘ顔に騙されることが出来なくなった。笑顔や淫語の裏には、人間としてのAV女優がいることを否が応でも認識させられる。ルポとしては最強、AVに素直に騙されなくなることも確実(泣)

2013/07/18

lonesome

その選択をするに到った心境を知りたいと思う気持ちが昔からある。心の中にある闇に関係があるのかそれとも孤独感からなのか。騙されて、流されて、そういう女の子ももちろんいる。頭のいい女性が自分のことを冷静に見ているのにそこに留まったり簡単なことを見過ごしていたりする姿は生き急いでいるように見えてしまう。でも、決して遠い世界の出来事ではなくて、その寂しさは自分にももしかしたらいつも同じ空間にいる誰かの中にもあるものなのかもしれないな。

2014/03/08

黒頭巾ちゃん

家庭に問題があった子ばかりです。離婚、レイプなど。幼少期には性への健全な目覚めはありません。認めてもらうがためにセックスを、するのです。ヒモに貢いだり、現場でチヤホヤされたりで、自己承認します。いずれ、人気もなくなり老いたときには、身体を売る以外にできることはなく、死を選ぶ人もいます。何が誰が悪いのかわからなくなります(;´д`)

2014/11/12

showgunn

重かった。。 ビジュアル系バンドの男に貢ぐ人の話がとてもありがちで、ありがち故にキツかった。

2016/09/05

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