野村克也の「菜根譚」
野村克也の「菜根譚」 / 感想・レビュー
kakoboo
明時代の箴言集「菜根譚」は人としての生き方や考え方、日常生活の送り方等、言ってみれば「当たり前のこと」が書かれています。その当たり前をどこまで当たり前にできるか。まだまだ未熟な自分にとっては、反省の繰り返しでした。 全てのことを実践することは難しいけど、「平凡の非凡化」「自身の役割を考える」等日々心がけていることも書かれていたのは嬉しいですね。そうは言ってもより気を引き締めて取り組んでいくことでより言葉を感じれるような気がします。 ちなみに、蛇足ですが菜根譚の言葉と野球の内容に差異があったような。。。
2015/02/24
春風のぼる
この本の感銘したところを、メモに抜き書きして、戒めにする。そう決めました。時間かかるだろうなー。。
2018/03/27
ちなつパパ
野村監督&支那の古典…私にとっては鉄板の組み合わせです(^O^)人生長く生きていれば、本書「菜根譚」や「論語」「大学」「中庸」などの古典に自らの歩みを当てはめてみると、我が意を得たりすることや、反省することが必ず見つかります。まぁ〜わたくしなぞは、反省する点が多いんですがね(^_^;
2013/12/24
コダマ
・天が進む道を阻もうとも自分自身の道を貫き通す。・身を立てたいと思うなら他人より少し高い目標をもつ。道理にかなっていることは一歩も退いてはならない。・ヒマな時間に努力を重ねれば後々になって生きてくる ・いやいや付き合うような不毛なことはやめる・欲からくる迷いが生じたときはすぐに正しい方向へ転換する。・新しい友人を求めるよりも古い友人を大切にする・中途半端な才能がある人は物事を片付けるのが難しい
2018/02/12
葉
実際の野球への落とし込みはノムさんの他の本と比較すると少ない印象がある。しかし、所々で垣間見えるノムさん自身が考える実際に起きた野球論との対比は非常に面白かった。いい塩梅が1番良いのかもしれない。真摯な心がけなどが重要。Wikipediaで調べてみると、菜根譚(さいこんたん)は、前集222条、後集135条からなる中国明代末期のもので、前集は人の交わり、後集では自然と閑居の楽しみを説いた書物らしい。こちらも1度読んでみたいと思った。
2020/04/10
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