「がん治療」のウソ (宝島社新書)
「がん治療」のウソ (宝島社新書) / 感想・レビュー
シロー
今春から父が抗がん剤治療中。肺の微細小がんで手術は出来ないが良い抗がん剤があるので副作用も少なく根治できるとの話だったのが、未だがんは消えず抗がん剤は三段階目に突入。副作用も相当辛そうで、こんなことならもっと色々調べるべきだったと後悔しながら読んだ。結局、抗がん剤の効き方は千差万別だそうで、どうするのが最良手なのかは神のみぞ知るというのが現状のようだ。不愉快なのはがんという死の病の前に藁をも掴みたい患者から金を巻き上げる如何わしい療法。無意味に大金を掛けた量子線施設。自分の身内ががんでも心は痛まないのか?
2016/12/11
読人
身内ががんになって治療方針についていろいろ議論してるときに、たまたま本屋で見て購入。内容が若干偏っている気もするが、これまでいかに先入観にとらわれていたかを痛感できた。参考になった。
2014/03/08
Tatuyuki Suzuki
がんの勉強になる一冊でした。
2018/05/25
葉
クリスタルタワーのローソンで読んだ。日本はがん治療の後進国らしい。治療はするものと思い込みがあり、がん放置療法なるものがあるらしい。日本の早期がんは、欧米ではがんではないらしい。大阪には165の病理専門医がある。CTは過小評価されているらしい。医療品審査機関も製薬マネーにはまっているらしい。激痛と不信はセットらしい。
2016/09/20
しんわん
本の題名から「医療否定本」と思ったが、まともな本だった。数字のマジックにだまされるなとか、抗がん剤をまったく否定していないところとか、重粒子線・陽子線治療の問題点などは大変役に立つ内容だった。
2014/04/06
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