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負けて強くなる ~通算1100敗から学んだ直感精読の心得 (宝島社新書)

負けて強くなる ~通算1100敗から学んだ直感精読の心得 (宝島社新書)

負けて強くなる ~通算1100敗から学んだ直感精読の心得 (宝島社新書)

作家
加藤一二三
出版社
宝島社
発売日
2014-04-10
ISBN
9784800224149
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負けて強くなる ~通算1100敗から学んだ直感精読の心得 (宝島社新書) / 感想・レビュー

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糜竺(びじく)

ひふみんこと、将棋棋士の加藤一二三氏の生き様や考え方を垣間見れた気がした。

2022/07/23

みんにゃりん

読み友さまからお借りした本。戦績に関する考察が主で、タイトルの「負けて強くなる」は理解出来ないままであるも、サブタイトルの「直感精読」はどうにか理解に至る。カンを信じて、カンが確信になるようきちんと見極めて進みなさいってことでいいのかな。もやーっと駒の運び方は知っているけど、細かいルールはわからないし棋譜も読めないので半分も理解出来ないのが勿体無い。芸術的な棋譜とゆーのがどういうものなのかを凡人にもわかるように示してもらえたら嬉しいんだけどな。

2016/10/17

エディン

ひふみんってテレビで見ていて、なんとも癒し系のおじ様だと思っていたら、実はすごい記録の持ち主だったのですね。今回藤井壮太さんが63年ぶりにヒフミンの持つ最年少記録を破ったとか...副タイトル通算1100敗から学んだ...たくさん敗れるというのは、それだけだと引退につながるので、それ以上の勝利があってのことなのだが、敢えてそれを誇らずに、負けから学ぶ姿勢というのが、ひふみんらしい。カトリック信者で、文学や絵画、音楽にも通じている。あの空気感はそんな広い人間性から出てきているのでしょう。

2018/02/18

たらお

「エアコンの温度設定を巡り、対局相手と交互にエアコンのボタンの指し手争いをする」とか、「対局の合間に讃美歌を歌う」とか、「対局盤を相手の側から見て思考するのはいいのだが、駒の位置が相手と同じだった」とか、将棋にくわしくなくてもテレビや本などで知る彼の逸話に惹かれ、本書を手に取る。カレールーをキャラメルと思い込み、いささか辛いなと8個食べて気付くという伝説も再発見し、ますますその愛すべき個性は際立つ。将棋への思考は、直感を好手としながら熟考を重ねる「直感精読」。負けてもくよくよしないことはキリスト教の教え。

2015/04/05

ほっしー

将棋棋士・加藤一二三が自らの経験から負けて強くなるとは何かについて語った本。「敗戦を経験し受け入れることで確実に強くなれる」など自己啓発本に書かれていそうな教訓が多く出てくる印象。しかし、60年間将棋のプロとして1100回以上の負けを経験し、栄光も挫折も味わってきた著者が語ると重みがある。随所に著者の面白エピソードが出てくるのも楽しい。落ち込んでいても、読み終わると少し明るくなれる1冊。

2014/11/22

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