もののけ本所深川事件帖 オサキと骸骨幽霊 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
もののけ本所深川事件帖 オサキと骸骨幽霊 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) / 感想・レビュー
hirune
ついに蜘蛛の介さんの過去が明らかになりました。しかもラブストーリーとはびっくり☆結局 彦三郎骸骨剣士の生前恵まれなくて初恋も悲劇に終わったっていうヒステリー的な八つ当たりで鵙屋全滅の危機でした(妖 付喪神含む)迷惑な爺さんだなぁ。しかし、意外とオサキは周吉思いの面もあるのね。それならちょっとはおとなしくしてやれば良いのに、っていうのは妖には通じないのよね、人でなしだもんね^^;
2016/09/01
るぅく
オサキと周吉の関係がいい。蜘蛛ノ介と朱里、長老も骸骨たちも切ない。最後の周吉の言葉に、なんだかほっとしました。周吉が大事にされているのも伝わってきているんだけど、無事、お店に戻れるのかな。
2014/05/26
み
オサキ可愛い♪蜘蛛ノ介さんにそんな過去があったとは、だから団子なんだぁ。このシリーズは、読みながらニマニマしちゃいます。
2014/07/16
バニラ風味
周吉が書いた恋文は、なぜか墓地に飛んでいき、美女幽霊が受け取ります。積極的な幽霊に「夫婦になってあげる」と迫られ、うーん、ここできっぱり断って欲しいのに断れない優柔札な周吉であります。おサキは相変わらず、からかってばかり。でも、墓場に住んでいる幽霊たちは、そんなに恐くはなく、生きている人間と変わらないのです。その頃、周吉が奉公している深川界隈では、強盗が流行り、商家一家皆殺しという場合も。なんとなく、幽霊と強盗が関係しているのではないかと気づいた周吉は…。主人公がはがゆいが、面白い。
2015/07/11
なお
オサキシリーズ第6段。 お琴に渡すはずの恋文を、幽霊の朱里に拾われ夫婦になりそうになる周吉。成仏できない骸骨幽霊たちと一緒に生活することに。町には残忍な盗賊が流行っており、鵜屋も狙われる。 今回も面白くて一気読み。読みやすい文章、そして緊張のストーリー。何も考えずに没頭するには最高の作品。
2022/01/06
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