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一本うどん 八丁堀浪人江戸百景 (宝島社文庫 「この時代小説がすごい!」シリーズ)

一本うどん 八丁堀浪人江戸百景 (宝島社文庫 「この時代小説がすごい!」シリーズ)

一本うどん 八丁堀浪人江戸百景 (宝島社文庫 「この時代小説がすごい!」シリーズ)

作家
倉阪鬼一郎
出版社
宝島社
発売日
2014-05-08
ISBN
9784800226341
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一本うどん 八丁堀浪人江戸百景 (宝島社文庫 「この時代小説がすごい!」シリーズ) / 感想・レビュー

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あんパパ

心折れそうな心優しい江戸の市井の人々と訳あり浪人がうどんを通じて交流する。作者は讃岐うどんがお好きなのかな?作中「ひやひや」なんて言葉も見られた。疲れた人々を癒すなら讃岐の真逆の伊勢うどんも良いなぁ、とはうどん好きな小生の雑感。

2016/12/11

ごへいもち

善人ばかりで気楽に読めた

2023/05/24

シュエパイ

永代橋の上で、豊かな水が流れる風景を眺めるつつ語り合う二人の姿に、心が揺さぶられました。いつぞや、震災のPTSDで水も水音も怖くなりお風呂にすら入れなくなったかたと、その方を支えて治療の為に川へいったお医者さんの、二人の後ろ姿を思い出しました。あんなに怖かったはずの川が、海が、いまは穏やかに流れ続けている。ただそれだけのことに、あの方は涙を流し続けておられましたっけ。あれは浄土に続いているんだよ、と。私もそう信じたいのです

2015/08/21

よと

登場人物みんな良い人。江戸人情の小説。長屋住民みんな心が清らかで自分だけが違うと勝之介と語っていますが、勝之介だって充分いい人です!よろづ請負で親身になったり、具合の悪い女性を助けたり。それが当たり前の事だと言うこと自体、根が良い人だと思う。うどん打つ、食すシーンが丁寧に描かれており、読んでると無性にうどんが食べたくなります。一本うどんを知らなかった私でも、どんな食べ物なのかイメージしやすい文章。面白かった。続編読みたい。うどん食べたい。

2018/10/28

nyanlay

ここ数年でようやく時代小説を読むようになったので、まだそんなにたくさんの作品を読んでいないのですが、この作家さんの作品は自分好みが多いみたいです。この作品も悪人とか出てこず、すっきりとした読後でした。

2016/08/15

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