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鷹野鍼灸院の事件簿 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

鷹野鍼灸院の事件簿 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

鷹野鍼灸院の事件簿 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

作家
乾緑郎
出版社
宝島社
発売日
2014-05-08
ISBN
9784800226549
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鷹野鍼灸院の事件簿 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

読友さんのレビューを拝見して、読みたくなった作品です。乾さんの作品は『完全なる~』を読了していましたが、正直その作品ではオモシロさがイマイチ伝わらず、自分の中では、注目度が高くない作家さんになっていました。しかし、本作は舞台、キャスティング、そしてストーリーとどれも申し分なく、気がつけばイッキ読みのアッという間に読了でした。主人公は鍼灸院の助手「真奈」で、その鍼灸院院長「鷹野」が身の回りで起きる様々&不可解な出来事を状況だけで分析し、解決に導く安定感ある’ホトケ’が出ない安心で、良質なミステリーでした。

2014/08/26

とし

初読みの作家さん、鍼灸院の院長鷹野夏彦と助手として働く五月女真奈の日常謎解きミステリー小説、真奈さんが物語進む都度少しずつ成長して行く姿も微笑ましいですね、鍼灸に関する事も詳細に書かれており興味深く読むことができ良かった。

2015/01/18

🐾Yoko Omoto🐾

どの業界でも、外側から見ているだけではわからない裏事情や、想像も出来ないような苦労話があるものだが、「鍼灸」という業界もまた然り。新米鍼灸師の真奈が呼び込む事件を、飄々としながらも洞察力に長けた院長の鷹野が、不承不承解決に導くというスタイルの連作。業界の根が深い問題を扱ったビターなテーマに蘊蓄や実情を織り混ぜた物語が、鍼灸師である作者ならではの視点で描かれ、非常に興味深く読んだ。罪と断じるにはその理由が辛い「失われた風景」がマイベスト。鍼治療に俄然興味が湧いたが、腕のいい鍼灸院を見つけるのが大変そうだ。

2018/02/06

gonta19

2014/5/21 Amazonより届く。 2020/12/29〜12/30 非常に珍しい鍼灸院を舞台に繰り広げられる日常の謎系ミステリ。おそらくであるが、初めての舞台設定ではないだろうか。院長の鷹野や助手の真奈などキャラも立っていて面白い。鍼灸の世界にもやはり書かれているように派閥争いなどもあるのだろうか。続編もあるようなので、楽しみである。

2020/12/30

山犬

専門用語と漢字が多く読むのが大変でしたが面白かったです。あとあと調べていきたいです。鍼灸の世界も一筋縄ではいかないんですね。

2016/05/30

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