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ジャックナイフ・ガール 桐崎マヤの疾走 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

ジャックナイフ・ガール 桐崎マヤの疾走 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

ジャックナイフ・ガール 桐崎マヤの疾走 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

作家
深町秋生
出版社
宝島社
発売日
2014-06-05
ISBN
9784800227706
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ジャックナイフ・ガール 桐崎マヤの疾走 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) / 感想・レビュー

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アッシュ姉

近未来の荒廃した東北を舞台に、一人の少女が繰り広げる死闘を描いた連作短編集。刃物を自在に操り喧嘩相手を切り刻むことから、切り裂きマヤの異名を持つ17歳の桐崎マヤ。コンマ1秒の躊躇もなくナイフを振るい、キレキレ切れすぎ、強すぎ、暴れすぎ~。華麗な飛び蹴り、ゴルゴかと突っ込みたくなるほどの銃の腕前で、マヤの行く手はあたり血みどろ死体はごろごろ。ちょっと深みがなく、かなりライト。深町ファンなのでバイオレンスもスカッと爽快に楽しめたけど、カタルシスも欲しいのです。『ダウン・バイ・ロー』のような作品を熱望してます。

2016/09/13

巨峰

面白いんだけど、もう一捻り足りない感じ。5つの連作短編集だけど、真ん中の3つに特にそう感じた。震災で壊れてしまった近未来の東北が舞台。17歳の凶暴極まりない少女マヤ。格好いいけど、玉潰しはやめてほしいな。伏線あったけど、最後の1ページは、やっぱり驚いた。

2021/06/10

きさらぎ

202X年の東北が舞台。とにかくハチャメチャ!若干17歳のマヤの不良少女っぷりが半端ない。警察も悪の巣窟と化しており、普通の人が一切出てこない。暴力シーンの連続で読むのがしんどかった。

2017/04/27

つねじろう

八神瑛子が好きだったからどうかなあって思ってタイトルカッコ良いし。で、のっけから血だらけボコボコで始まり終始そのトーンは続く。ボコボコにするしされる。何時も追いかけられてるし追いかけてる。そんな主人公は17歳。設定も人物の造形もまだまだラフスケッチで陰影に乏しい。荒廃した近未来の日本。血はたっぷり流れグロい表現も多いけど北斗の拳みたいに割り切ればそれはそれなりに。短編仕立てで様々な敵を登場させどう動き出すか観てる感じもある。素材は悪くないのでこの先ストーリーもマヤも成長し魅力が増すことを期待している。

2014/06/15

chikara

久々の深町氏の作品。面白いけど痛々しい表現がたくさんあった。マヤの荒れる謎の描写がもう少し欲しかったと感じる。シリーズ化されても面白い。

2017/04/28

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