カレイドスコープの箱庭 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
カレイドスコープの箱庭 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) / 感想・レビュー
さばかん
お手本のようなシリーズエピローグ巻。 東城大のその後の顛末。 まだまだ終わらないAi導入を目指す戦い。 かつての戦友との再会もあり。 これでロジカル・モンスターともお別れか。 文庫化してないのも迅速に文庫化してください。
2017/02/11
きむこ
読友さんの感想が帯に載っていたので購入。ミステリーとしては少し弱いけれど、お馴染みの白鳥田口コンビのやり取りや高階院長のタヌキっぷりは健在。四天王や桐生先生を始め懐かしの豪華な顔ぶれ登場でサービス満点でした。実は海堂作品は最初の頃はよく読んでいたけれど時系列がわからなくなってきて挫折していました。今回は後半に作品相関図付き♬そっか本流の東城大の話は7つあるのね。ふむふむここまでは読めてるけどこれは未読だなぁとかようやく全体像がわかって満足。また他の作品も読んでみようかな。★3.5
2017/05/05
がたやぴん
文庫になるのを待ちに待ったトリー&グッチーの最終話。と、聞いていましたが地味w。AIが有意義だという記載はあるが、全面的に認められ、当然のプロセスというところ迄は達していないようだ。また、事件そのものは、バチスタやアリアドネ同様に個人の悪意が招いたものであったというストーリー。懐かしいメンバーが集結するが役割が分散し、ワクワク感はなかった。数年後で良いので派手な事件を読みたい。おさらいの意味でオマケの年表や相関図は助かる。
2015/11/01
ワレモコウ
田口と白鳥のコンビの最終章。今回は、高階病院長から東城医大で起きた誤診疑惑の調査を依頼される。それと同時に、東城医大で開催するAiの国際会議を任される。なんとも忙しい田口。白鳥とのコンビも相変わらず健在! 国際会議に集まった速水・桐生・島津・彦根などの顔ぶれが嬉しい。オールスター勢揃いという感じかな。
2024/09/30
レモン
ずっと未読だった田口・白鳥シリーズ最終巻。コロナ三部作出てたけど、当時は一応これでラスト予定だったか。誤診か検体取り違えか調査を命じられた田口。病院内事件の真相究明がこのシリーズの持ち味。アリアドネやケルベロスのような大仰さもなく、シリーズ最終作としてはパッとしないかもしれないが、個人的にはこのぐらいの規模が丁度良い。やっぱり白鳥好き。田口センセは白鳥評によればあまり進歩してない感じだが、着々と出世して腹黒タヌキの腹心と化しているのが笑える。放言日記でも海堂節炸裂。
2024/02/18
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