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新装版 ジェネラル・ルージュの凱旋 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

新装版 ジェネラル・ルージュの凱旋 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

新装版 ジェネラル・ルージュの凱旋 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

作家
海堂尊
出版社
宝島社
発売日
2016-01-08
ISBN
9784800249081
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新装版 ジェネラル・ルージュの凱旋 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) / 感想・レビュー

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Yobata

ジェネラルも完全版化,再読。バチスタシリーズではやっぱりジェネラルが好きかなぁ?将軍の異名を取る救命救急センター部長,速水晃一を巡る話。前半は速水の癒着問題で不穏な空気が漂う中、後半の火災事故で一気に救命救急の場になる圧倒的迫力はやはり凄い。そして理想に向かい邁進し続ける速水のキャラも魅力的。そして速水の退職をチュッパチャプスの収賄でかわす田口の最後のシーンが昼行灯の本領発揮で一番好きな場面だなw

2016/01/10

ほんた

速水医師がなぜ「ジェネラルルージュ」と呼ばれるようになったのか。勇気と覚悟を持って大事故で搬送される人々を救うため,病院スタッフを「将軍」のように指揮する姿が印象的でした。 https://hontablog.com/ジェネラルルージュの凱旋

2023/05/24

LUNE MER

「極北ラプソディ」の主要キャラの一角を担う速水、花房二人を描く直接的な前編ということで本作。実に痛快。本作の猫田も実に良き。姫宮ファンなので彼女の登場も嬉し。

2024/09/06

さくさく

バチスタシリーズ第3作。救急救命センターの部長を務めるジェネラルこと速水が主人公。緊急事態のためにドクターヘリを導入すべきだと主張する速水に収賄疑惑がかけられて倫理委員会が開催される。倫理違反を犯して命を救った医師は果たして罷免されるべきなのか。考えれば経済原理と人命が同じ土俵で議論できるものでもないし、どちらが大事かなどと断言できる人間はいないはず。最悪の中でも最善を尽くすべくやれる事は何でもやるのがトップに立つ人間の務め。ジェネラル・ルージュがとにかくカッコいいに尽きる。

2022/04/04

さばかん

新装版が欲しかったので購入。ついでに再読。“凱旋”は本当に好きなお話。色んな人が活躍する。看護師も活躍。田口島津速水も活躍。とどめを刺す白鳥。病院経営のあり方については個人的にも疑問に思っていて、病院が赤字で潰れるっておかしくないかと。作中でも言及されてますが、警察や消防が赤字で潰れるようなものじゃないですか。こんなこと誰だって分かることなのに、どうにもならないんですかね。ところで今まで名前だけ出ていた姫宮がついに登場。ラストの修羅場で本領発揮。どうして報道ヘリは飛ぶのにドクター・ヘリは飛ばないんだ。

2016/08/10

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