鬼の大江戸ふしぎ帖 鬼が飛ぶ (宝島社文庫 「この時代小説がすごい!」シリーズ)
鬼の大江戸ふしぎ帖 鬼が飛ぶ (宝島社文庫 「この時代小説がすごい!」シリーズ) / 感想・レビュー
初美マリン
悪い人もいる。いい鬼もいる、人と鬼の融和です。
2019/04/11
たち
この本にはたくさんの鬼が出てきますが、狼鬼の楽田さんが好きです。四話目『鬼が怖い 人が怖い』で人狼と化した鉄五郎さんを、人である宇三郎さん、原時さんが、狼鬼の楽田さんとで救い出すシーンが良かった。まさに人と鬼との心温まる融和ですね。
2021/02/04
真理そら
花吉さんがかわいい。途中で帰郷したままになったのが残念。
2019/09/06
Norico
鬼退治の四天王の末裔、源時さんのシリーズ第2弾。今回は猫虎鬼、熊鬼、蟻鬼に、蟷螂蛇鬼というどんな奴って感じの鬼も。手下の蚊蜻蛉鬼の花吉さんが結構好きなので、途中から出てこなくて残念
2019/01/13
onasu
人より鬼が多く棲む市井を「江戸」ではなく「大江戸」としているのが、ある意味潔い。 なんで、酒呑童子を退治した四天王の一人、渡辺綱の末裔も代々鬼退治をしてきて、今の代は南町の定町廻り同心なんてのもすんなり。 でも、人と鬼、鬼同士でも狐鬼と蚊蜻蛉鬼では結婚できないとか、面倒臭っ! おまけに鬼による犯罪もあるし。 そんな訳で、罪を犯したものは、人でも鬼でもお縄にするという同心てのは都合がいい。したら、奉行所の中にもう一人四天王がいて、更に上役がいるとか。こりゃ続き書く気満々やね。気がついた折にでも。
2016/08/08
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