フロム 100の言葉
フロム 100の言葉 / 感想・レビュー
kayak-gohan
エーリッヒ・フロムの著作と出会ったのは大学一年生のとき。代表作「自由からの逃走」は、第一次大戦後、自由を獲得し民主主義共和国を打ち立てたドイツ国民だったが、しがらみや桎梏のない社会の孤独と不安に耐え切れず、せっかく手に入れた自由を放棄してファシズムに身を委ねてしまう精神構造を明らかにしている。もう一つの代表作「愛するということ」では、我々が通常「愛」と錯覚している観念を分析し、真に愛するとは技術を要し、自発性を伴うものであると喝破している。本書はこれら二作からを中心にセレクトされた100の言葉を紹介。
2016/10/09
飯塚豊
大学生の頃にエーリッヒフロムの本を読んだ。その復習になった感じ。改めてハッとなるところはノートにまとめた。
2016/09/25
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