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育てる力

育てる力

育てる力

作家
栗山 英樹
小松成美
出版社
宝島社
発売日
2018-04-05
ISBN
9784800280374
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育てる力 / 感想・レビュー

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J D

 私の中では、栗山英樹さんはヤクルトの現役時代の記憶で止まっていた人物。当時、土橋監督や関根監督の下、低迷していたヤクルトに池山や高野と共に入団してきた学芸大学卒のインテリ。ヤクルトを去った後は、活躍されてるなと思うくらい。ただ、今回は大谷を育て、WBCで監督として優勝に導かれた力量の源を知りたくて読んでみた。熱量のすごい図書だった。ヤル気がみなぎるような図書。「論語と算盤」を読んで私なりに解釈したい。私も栗山英樹さんのように熱き人間でありたいと思った。

2023/07/31

Yuma Usui

大谷翔平を擁する日本ハムファイターズを率いて日本一に輝いたことのある栗山監督の「論語と算盤」に対する考察と活用方法を述べた一冊。座右の書として愛読し選手にもテキストとして渡すほど私淑している渋沢栄一の教えについて、自身の野球人生でどう解釈し監督業に活かしてきたか教えてくれる。大谷翔平にまつわる話が多く彼の凄さに何度か驚かされた。

2020/02/27

BAR PLAYLIFE

論語と算盤を読みたいと思った!kuriyama's memoが印象的。ただちょっと大谷翔平のことを書きすぎかな~、、、でも大谷翔平自叙伝あったら読みます(笑)

2019/05/28

nana&qoo

プロ野球に詳しくなく、栗山氏の経歴もこの本で初めて知りました。短期間とはいえプロの一軍を経験した栗山氏が、ご本人の言うような「三流の選手」とは思いませんが、上には上がいる世界。監督就任後、中田翔選手や大谷翔平選手のような生まれながらのスター選手に対し、羨望は感じつつも決してサリエリ化することなく、彼らの意思も尊重しながら道を作って行く姿が感動的でした。この辺りが日ハムが育成上手と言われる所以なんでしょうね。同時に商業スポーツなのでお金の事も忘れてはいない。まさに『論語(道徳)と算盤(経済)』でした。

2018/12/18

ザビ

WBCの栗山監督は、僕の中では理想のリーダー像を体現してくれている人です。驚いたのは栗山さんの同期入団が高野光と池山隆寛だったこと。高野はルーキー即開幕投手の超逸材、池山は有名なスター選手、かたや自分は学芸大からのテスト入団で二軍でも通用しない落ちこぼれ選手。そこからスタートしたプロ野球人生が、今や大谷二刀流を育成した"現代の名将"になったのだから人生は本当に分からない。印象的だったのは、チーム勝利&選手育成のためにずっと悩み、学び続けてきた道のり。聞くこと、考え続けられることが栗山さんの力だと感じた。→

2023/03/19

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