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これは花子による花子の為の花物語

これは花子による花子の為の花物語

これは花子による花子の為の花物語

作家
木爾 チレン
中村佑介
出版社
宝島社
発売日
2019-03-09
ISBN
9784800290564
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これは花子による花子の為の花物語 / 感想・レビュー

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papako

そういうこと!花子による花子の為の花物語。タイトルが全てだったんですね。蓮の境遇も辛ければ、花子の状況もとてもつらい。読んでいてすごく辛かった。もっと素敵な学校生活送れたはずなのに。私も、弄られてたので、自分の苗字も名前も嫌いだった。彼女たちのデートの真実泣けてしまった。最後の「私の名前、…」切ない!彼女の励ましと勇気に涙がでました。うん、恋愛小説もいいな。読めてよかった。

2020/09/21

ゆかーん

読んでいる間、ずっと頭の中をback numberの『高嶺の花子さん』が流れていました(笑)赤いワンピースを着たことで、「トイレの花子さん」とクラスメイトにいじめられ、引きこもり生活を続けてきた少女。ある日スマホアプリで知り合った、レンという少年との繋がりが、少女の人生を大きく変えていく…。出会いがスマホアプリというのが現代的ですが、東京と京都という離れた場所で、お互いを想い続けるという、なかなか古風な恋愛模様。予想外な驚きの後半の描写に、恋愛小説苦手な私でも、かなりドキドキしてしまった素敵な物語でした。

2019/07/19

寂しがり屋の狼さん

ある事件がきっかけで心が傷つき引きこもりになった少女『花子』。閉ざされた世界で過ごすなか、スマホのゲームアプリで『レン』と言う青年と出会う。日々紡がれていく言葉が互いの生命線と気付いた時…声を聞きたい、その手に触れたいと強く想う。しかし、ふたりを繋ぐのは4.7inchの世界。夢と現実が交差する不思議な日々。ふたりの想いが奇跡をおこし、閉ざされた世界を変える。物語の後半この作品のタイトルの意味が解った瞬間、涙がこぼれた。

2019/03/23

よっち

高校時代の人間関係のトラウマをきっかけに、家から出られなくなり引きこもっていた花子。唯一の外との繋がりだったゲームアプリを通じてフリーターのレンと運命的な出会いを果たす恋の物語。積み重ねた二人の交流によって育まれてゆく想いと会う約束。緊張のあまり気を失う花子と、会っていないはずなのにいつのまにか増えていくレンとの思い出。お互い自信がなくて不安を隠せない二人を密かに支えてくれた存在があって、二人を繋ぐ運命的な繋がりもあって、過去を乗り越えた二人が勇気を持って一歩踏み出して未来に繋がってゆく素敵な物語でした。

2019/04/05

yuui

木爾チレン‥‥天才かよ神かよ(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ よくこんなストーリー思いつくよなー🤔すごいなー😳 花ちゃんがんばれ(*´-`) 名作の1冊かな📚

2019/03/21

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