時限感染 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
時限感染 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) / 感想・レビュー
えみちゃん
以前から気になっていて文庫化されるのを待ってたハズなのに積んでました。そして積んでる間に世界は「新型コロナパンデミック」!!となってました。(^^;)さてっ、今回はヘルペスウイルスの研究者が首なし死体となって発見される。そしてその現場には寒天状の物質とバイオテロを予告する犯行声明が残されていた・・っていうセンセーショナルな幕開けにドキドキしながらページをめくったワケですが・・。作者さんが医療系のお仕事をしているだけあって事細かに細菌とウイルスの違いなど説明してくれてましたが理系はまったく・・っという私には
2020/03/15
Junichi Yamaguchi
『君にしか出来ないことが、きっとある』… 岩木さん2作目。 魅力的な設定とオリンピックの開催を控えた現在と近い時代設定に臨場感を感じる。 現実でもありそうなバイオテロ。 僕にできることは、行使されないことを願うことと、マスクを着用することぐらいしかできない。。
2019/09/29
HaruNii
ヘルペスウィルスの研究者が首無し死体として発見される。そして犯人から殺人ウィルスであるマトリョーシカをばらまくという犯行声明が出される。思わずコロナウイルスもこうやって生まれたのかと想像してしまう。物語が最悪の結末にならずに済んだのは良かったが、研究者の無残な死があまり生かせていない気がしました。
2022/06/12
Kana
「がん消滅の罠」が面白かったので、こちらも読んでみました。感染したら致死率99%のウイルスが都内の主要駅でばらまかれるバイオテロ事件。刑事の鎌木・桐生コンビのキャラクターが良かったのでまた別の作品でも会えるといいなぁと思いました。医療関係の専門的な話しは少し難しかったですが、とても読みやすくて結末が気になってハラハラしながら読みました。
2020/08/16
うぇい
とても良かったです。 岩木一麻さん読むのは新人賞受賞作に続いて2冊目ですがこちらの方が自分には良かったです。 この作品は同じウイルス性の感染症ですが、現在の新型コロナと違いバイオテロを描いていて病態も別のものですが、現実と比較してしまいいろいろ考えさせられる部分がありました。
2020/06/03
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