日本と世界を知るためのファクト図鑑
日本と世界を知るためのファクト図鑑 / 感想・レビュー
鱒子
図書館本 日本人が思い込みがちな105のトピックについて、データをまとめて真実(ファクト)を提示した本。監修は佐藤優さん。見出し(ファクトと思い込み)、数字データ、検証部分の3パートで見やすく構成された紙面。サクサク読めました。ーーここで提示されたものを自分なりに再考してみることも必要かと。
2020/03/09
ま
「ファクト」と「思い込み」を並列表記しているが、思い込みの方を後に書いているのでどっちがファクトか一瞬わからなくなる。あと数々のファクトの中にたまに主張が紛れ込んでいる。あと情報はコロナ以前。これらに留意すれば楽しめる本。ノルウェーのリカレント教育(高卒後就職を経て大学などで学び直す仕組み)はいいなと思った。カンガルーはオーストラリアでは害獣扱いってのがなかなか衝撃。今度職場で言おう。
2021/10/10
やまと
日本人の思い込みをデータを使って解き明かす、日本版「ファクトフルネス」。各テーマごとに、見開きの2ページで、図表を使って要点がまとめられているので、わかりやすく読みやすい。普段見落としていた事実、たとえば、「日本のパチンコ・パチスロ産業は20兆円市場ですでにギャンブル大国」、「地球上の酸素の2/3は海洋のプランクトンで作られている」、「日本は1951年のサンフランシスコ講和条約では千島列島を放棄」、「日本の機械工業は世界からおくれつつある」にふれることができる。日本と隣国と世界の現在を知る好著だと感じた。
2020/01/02
GASHOW
思い込みがいかに違っているか。日本に島は6852もあったんだって。びっくり。
2020/06/30
こもも
トピックごとに思い込みとファクト、それに基づくデータが見開きで分かりやすく載せられており、子ども向けとしてもおススメしたい一冊。国内でもデータに基づいた事実を知るという流れが進んでいるためか、すでに「思い込み」と知っている項目も多々あったが、それでも色んな知識を得ることができた。日本や他国、また世界全体での課題がたくさん詰まってる本。データから課題を洗い出し、また解決の糸口もデータによって導き出せるのではないか…なんて考え込みながら読みました。
2021/01/24
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