努力論 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ11)
努力論 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ11) / 感想・レビュー
5 よういち
努力こそ人を幸福にする最善の道。露伴が会得した努力についての一冊。◆こんな時代だからこそ、必要な書。◆努力には『直接の努力』と『間接の努力』がある。直接の努力は、当面の努力で、目の前のことに対して一所懸命頑張る時。間接の努力は、準備段階における努力で基礎となり自分の源泉となる努力。◆「結果が出そうかどうか」によって努力をするしないを決めない/努力の結果が望み通りにならないのは、間接の努力が足りていないから。◆惜福:福を使い尽くさない/分福:自分が得た福を他人に分ける/植福:世の中に幸をもたらす福を植える。
2020/03/08
k1nishi
努力の大切さを示した内容である。後半の「気」の話は難しいが、前半の惜福・分福・植福の幸福三説は興味深い。
2016/08/16
山茶花
十二分に歓を尽くせば尽くすほど、その状態はむしろ哀れで悲しい。なぜなら福を使い果たしてしまうからだ。だから出来るだけ福を取り尽くさないようにして、また使い尽くしてしまわないのが「惜福」だという。調子に乗って福を出し切らず三割残す程度に福を惜しまなければと思った。波に乗ってる時こそ足元を見ないと…。きっと一発屋は惜福してないんだろうなぁ。明石家さんまは運を使い果たさないために宝くじを絶対に買わないそうだ。なにか「惜福」と通じるものがあるのかもしれない。
2018/12/06
ダンゴ☆ルッチ
無能唱元さんの本にも「緊張」と「弛緩」のことが書かれていたので、「張る気」「緩む気」のあたりは前回よりわかった気がします。それでもやっぱり後半は難しかったです。時を改めまた読み返します。
2018/10/29
ひろこ
難しいよ。
2017/05/31
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