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やっぱりあきらめられない民主主義

やっぱりあきらめられない民主主義

やっぱりあきらめられない民主主義

作家
内田樹
出版社
水声社
発売日
2016-06-01
ISBN
9784801001879
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やっぱりあきらめられない民主主義 / 感想・レビュー

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hk

カントに従い、独裁を「法律の制定者と法律の執行者が同一の人物ないし機関になってしまった環境」。その対義語としての共和制を「立法者と行政者が結託していない他者である状況」と定義して話を進めている。それに関連して日本の政治が独裁民主制の様相を強くしている現下にあって、それが民衆に容認されているのは日本人の虚無主義(ニヒリズム)という下地があると説いている。どういうことかといえば「安倍政権の栄枯を決めるのは結局のところアメリカなんでしょう」という諦観が日本人わけても中高年の多くに広がり、安倍政権の独裁的な政権運

2016/08/12

M S

すでに日本は、民主的手続きを踏んだ独裁主義になってしまっている(ナチスと同じじゃん)、というウチダ先生の見立てが腑に落ちてしまうところが、まことに恐怖なのである。

2016/08/24

m‪🤍 ̖́-‬

恥ずかしながら日本の政治について今まで関心を持てなかった為、会話形式で書かれており現在の日本について分かりやすく知ることが出来た!1人の日本人としてもっと当事者意識を持っていくべきだと感じた。

2024/08/07

Asakura Arata

やっぱり日本には、民主主義が定着していない。今まで外国から色んなものを取り入れて、この国流にアレンジしてきたが、民主主義だけは、まだ日本人の体に馴染んでいない。その結果が今である。

2016/07/09

Tatsuo Mizouchi

☆☆☆☆ まさしく!自治体を経験してよくわかる。委員会などで明らかな反対意見があっても、支持していない市民がいても反対意見はないと言い切るのはある意味凄いなぁと思う。

2018/12/18

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