北野誠の実話怪談 おまえら行くな。畜生道編 (竹書房文庫)

夢追人００９

本書の著者は北野誠さんですが主役は間違いなく日本初の事故物件芸人と呼ばれる松原タニシさんですね。「手に職を持て」とよく言われますが彼の場合は「霊は身を助く」で芸はともかく心霊ネタで一生食べて行けそうですね。まあテレビが絡むと「やらせ疑惑」とか心に思い浮かんであれこれ迷わされますが、それでも私は人を信じたいですね。『松原タニシのパラノーマル日記』大阪Ｄ 町ワンルームに住まい部屋に固定の赤外線カメラを設置して霊現象が撮れたら出来高でギャラが払われるという企画が始まり、初日夜に彼の目前をオーブらしき光体が飛ぶ。

2021/07/11

かおりんご

ホラー。松原タニシのパラノーマル生活に焦点をあてた話が中心。本人が憑かれていることを美味しいと思っていたら、そりゃ払い切れませんよね。遠くからタニシくんを見ている分にはいいけれど、仲良くはなれないなあ。巻き込まれ霊障には、あいたくないですから。

2020/12/12

まあちゃん

んー、こういうやり方はあまり好きじゃないな。でも、興味深かったのは、事故物件に住む芸人に憑いてた女の人が、いろんなものを引き寄せて合体して、畜生のお化けになってたっていう。実話怪談で不思議な妖怪みたいなものが出てくるけど、こういう風に出来上がるのかもしれないな。

2016/02/04

澤水月

正直キツイてか、痛ましいかな…子分にばかり怖い目見させるの半分くらいてのは。だがかつて父の自殺と自らとを赤裸々に書き、奇しくも同時期に“騒動”起きた『死んだら、あかん！』は名作http://i.bookmeter.com/cmt/1586045 この通り生き抜いて欲しい、できればかつての深夜の勢いで自ら特攻を…一つ、廃墟ラブホに連れてく女芸人が「共感〜」の人と判った瞬間別の恐怖に包まれた

2015/03/29

Saku

ＤＶＤも見ていますが、今回の事象はちょっとパワーダウンな感じ。 パラノーマル日記、畜生道編とはこういう理由でついたのかと納得。やっぱり憑りつかれてしまうと払う意思はなくなるのだろうか。

2015/06/16