女子高生探偵シャーロット・ホームズの冒険 上 (竹書房文庫)
女子高生探偵シャーロット・ホームズの冒険 上 (竹書房文庫) / 感想・レビュー
よっち
ロンドンからアメリカのシェリングフォード高校へ転校したワトスン博士の子孫ジェームズ・ワトスン。そこでホームズの子孫で女子高生探偵のシャーロットと出会い2人で事件に巻き込まれてゆくミステリ。頭脳明晰だけれど不器用で孤独なシャーロットとの出会いは何とも強烈で、ナイーブな彼がそんな彼女に抱く憧れや幻想を片っ端からぶち壊していく展開は良くも悪くもインパクトがありましたが、たびたび叩きのめされたり微妙な距離感になりかけても、めげずに彼女と向き合おうとするワトスンとは、何だかんだでいいコンビになりそうな予感ですね。
2016/10/05
ダージリン
ホームズの5代目のシャーロットとワトスンの6代目のジェームズが、アメリカの高校で出会い、殺人事件の容疑者になってしまうことから少しずつ絆が育まれます。作者がシャーロキアンということで、元々のホームズとワトスンの関係性を上手く活かしながらも、高校生の男女のもどかしい感じも味わえます。1冊かけてやっと信頼関係を築いたところですが、下巻が楽しみです!
2016/09/08
しゅてふぁん
ホームズの子孫であるシャーロットとワトスン博士の子孫であるジェームズ が出会うところから始まる物語。アメリカの高校が自由なのか、シェリングフォード高校が自由なのかわからないけれど、日本のそれとは随分と違うなぁ。シャーロックホームズに詳しいと、もっと違う読み方ができるんだろうな、と思った。
2016/11/15
ゆう
かの有名なシャーロック・ホームズとジョン・ワトスンの子孫、シャーロット・ホームズとジェームズ・ワトスンが高校で出会い、事件を華麗に解決!…とおもいきや、二人は殺人の容疑者ときた。ホームズが女の子だとなかなかハードだなぁ、ドラッグとか…。でもこれはこれでアリか。二人の微妙な距離感がなんとももどかしいというかじれったい?そして事件は無事解決するのか、下巻へ。
2016/09/12
Yobata
シェリングフォード高校にラグビー推薦で入学してきたジェイミー・ワトソンはあのワトソンの6代目の子孫であり,この学校には5代目のホームズたるシャーロット・ホームズが在籍していた。そして学校内で"まだらの紐"になぞらえた殺人事件が発生し…。ホームズ&ワトソン名コンビの子孫同士が高校で出会い,降りかかる謎に挑戦していくミステリ。海外作家の翻訳作品なので、独特の展開の仕方や平気で薬やってるシャーロットなど、文化や発想になれない部分もあるけど、聡明と美貌の持ち主であるシャーロットのキャラの良さと、コンビで困難に→
2016/09/01
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