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瞬殺怪談 斬 (竹書房文庫)

瞬殺怪談 斬 (竹書房文庫)

瞬殺怪談 斬 (竹書房文庫)

作家
平山夢明
ほか
出版社
竹書房
発売日
2017-07-29
ISBN
9784801911581
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瞬殺怪談 斬 (竹書房文庫) / 感想・レビュー

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ネムコ

重かった…。取材した中で、短いネタにしかならない、言ってみれば地引き網で掛かった小魚を箱詰めにしたような本かと思ったら、とんでもない。さすがの平山品質と言おうか。内容の重さの他に、数の重さもあるんですね。結構人死にネタも多いし、早く読み終わりたいと思ってしまいましたよ。面白かったんですけどね(笑)

2018/06/11

澤水月

出だし一行どころか数単語で著者がわかる!平山、黒木、伊計、我妻、小原氏ほか凄い密度。これだけ質が高いなら「ほか」できればでなく筆者全員の名を尼クレジットしてほしいなぁ。脳のにおいで何の本買ってどうしようとしてるかわかる書店員さん…うちの地元ならヤバスw

2017/08/02

ラルル

何といっても印象的だったのが「客のにおいで求める本が分かる」という話。ヒット作を求める人が埃くさいというのが面白い。自分は一体どんなにおいがするんだろうなぁ

2017/12/11

hannahhannah

瞬殺怪談シリーズ第三弾。今回は162話、作家は11名が参加。平山夢明、黒木あるじ、黒史郎、つくね乱蔵、伊計翼は素晴らしい。神薫もこれまでより良くなっていて、初めて読んだ丸山政也も良かった。小原猛は沖縄の怪談で独特な雰囲気を持っていた。小田イ輔と我妻俊樹、宇津呂鹿太郎はそれほどでもなかった。平山夢明の話は全て数行で終わるのに読み終えてゾッとするような話が多かった。瞬殺怪談シリーズは他の竹書房ホラー本以上に誤字脱字が多い。「こんの今野さん」や「かけがわ掛川さん」など校正をやってるのか疑問に思えるものがあった。

2017/07/31

柊よつか

瞬殺怪談の第三弾。執筆陣の良さに惹かれて、初めてこのシリーズを購入。どれも1ページから2ページ以内という淡々とした短さだが、読み心地はなかなか濃厚。いや、162話という数の中で、最後まで濃淡バランス良く読めると言った方が正しいか。体験者の足跡を追うようにじっくり読むのも好きだが、この趣向がもたらすテンポの良さも好き。喉越し良く読める。特に印象的な話に付箋を貼りながら読んだところ、黒木さんつくねさん神さんが複数。だが書き手11名全員から好きな話を挙げられると思う。これはシリーズ既刊も読まなくては。

2017/07/29

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