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落語とは、俺である。―立川談志 唯一無二の講義録―

落語とは、俺である。―立川談志 唯一無二の講義録―

落語とは、俺である。―立川談志 唯一無二の講義録―

作家
立川談志
出版社
竹書房
発売日
2017-10-18
ISBN
9784801912472
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落語とは、俺である。―立川談志 唯一無二の講義録― / 感想・レビュー

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fwhd8325

今更ながらですが、家元は次元を超越していたんだと思います。だけど、噺家、落語家であることには間違いありません。そして、亡くなった後次第に神格化していく傾向にあると思います。それを否定する気持ちはありません。円朝が作り上げた落語の世界があり、時代を経て、名人たちが語り継ぎました。家元もそのひとりです。そして、今の落語ブーム。独自の世界観を持っているのは、まさに家元の影響を少なからず受けているのでしょう。もはや神の域に近い家元はどこか近寄りがたい存在とも言えます。

2018/01/28

Nazolove

なんか、ただすごーいしゃべってしゃべって終わった感じの本であった。(これはこれで嫌いではないのだが) でも家元はこんな感じの本が似合うのかな、とも思った。 内容の語りがあるのかなと思ったら全然違う話して終わってたのでこれは真の天才じゃなければ話せないのかな、と思った。 ちょこちょこ、ジョークやらネタやらあるので宴会やらSNSやらでさらっと言いたい方は家元に一礼して覚えて使ってもらいたいと思う(笑)。 もっとこの人が落語とは何ぞや、みたいな語りの本を読んでみたいなと思った。

2017/12/12

Nazolove

あらためて久々家元の発言集、ということで味合わせていただいた。 何気にここまで看破してるのを見ると、この人時代によっては日本の天才、になっているんじゃないかな、なんて思ってしまった。 また、定義づけに新しいもの、なるほどその通り!と思ってしまうものばかりで、改めて家元のすごさに頭が下がるばかりの作品であった。 もし今も生きていれば…なんて思うが、改めて家元イズムを今の弟子たちが引き継いでいるはず、と思うのでこれからも立川流、頑張っていってほしいなぁと思った。

2024/03/19

ムーミン2号

インターネットを通じて配信された映像講義を書籍化したもの。「落語とは、人間の業の肯定である。その業は、「常識」に対する「非常識」ばかりではなくて、人間の中にある“どうにもケリがつかないもの”までの肯定である。」が結論だが、実演も交えたものを文字として読むと半分分かって、あと半分はモヤモヤだ。DVD化されているので、そっちを見ればもっと分かるのかな? この方の頭は超高速回転しているようで、話があっちに飛び、こっちに流れしながら収斂させていく。時々、凡人ムーミンには追い付けない。ま、落語を聞くとしよう。

2018/07/18

西澤 隆

残念ながら僕は談志の全盛期には間に合わなかった人間なので、この本を頭の中で彼のべらんべえ口調に変換して楽しむことができない。で、書き言葉だと笑みを浮かべ時に悪態をつきながら右往左往して進んでいくこの話を半分くらいしか楽しめなくて「ああ、これを話している様子が想像できるひとなら、何十倍も楽しいんだろうなあ」と悔しがってしまうのだ。笑いとはなにか、どんな歴史で構造なのか。話してはいる。いるのだけれど、おそらくタイトル通り圧倒的な存在としての答えである談志が目の前にいて、出てくる言葉は時の雰囲気なのだろうなあ。

2024/02/27

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