メイフェアの不埒な紳士 あるいは夢見ぬ令嬢の結婚騒動 (ラズベリーブックス)
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メイフェアの不埒な紳士 あるいは夢見ぬ令嬢の結婚騒動 (ラズベリーブックス) / 感想・レビュー
ごへいもち
アガサレーズンのビートンはもう80代だそうで長生きして書き続けてほしいな。表紙は執事だったのか
2018/07/29
くみ
19世紀初めのイギリスが舞台。厳しい階級社会「自分の境遇に満足しない者は罪である」とされたとか。そんな中なのでヒロインのエスター嬢が断然光る。自身も凄腕トレーダーで裕福だけど質素な生活だったが兄妹のために上流階級デビュー。しかし「自分のものさし」を持ってる彼女は上流階級では異端なことでも良心に従って行動する。オペラで娼婦見習いの女の子を公然と引き取ったり。それで暴動まで起きたり!そんな彼女に恋したガイ卿。その暴動が迫る中のラブシーンはとっても情感豊かだったなぁ。最後は大円団で満足です!
2018/09/06
アカツキ
メイフェアの不運な屋敷3冊目。今度の借主は戦争から戻ってきた貴族ヒーロー。到着早々、娼婦を招いての乱痴気パーティを開いて使用人たちを愕然とさせる。しかし、放蕩者のヒーローが生真面目な資産家ヒロインに恋していることを知ると、彼を改心させるのはヒロインしかいないと主人の恋を成就させようと奔走する…。これまでで一番好きで面白かった。亡き父の放蕩を嫌悪してヒーローを否定するヒロインと、彼女と結婚するために策を巡らし手を尽くすヒーロー。暴徒の行進を背景にしたホットシーンが熱烈で凄く良かった!
2019/09/07
北風
お屋敷には誰も住んでいなくても維持するために使用人たちを住まわせて管理させているんだね。そして、ときどき誰かに貸している。使用人は備えつけの家具みたいなものなのか……。喜劇役者みたいな執事が大変魅力的。シリーズ物みたいなので他の使用人たちもいろいろと背景がありそう。そんな使用人たちと、シーズン事に屋敷を借りるご主人様の色恋がシリーズの特徴のよう。どちらかに集中してもいい気もするけど、一粒で二度美味しいってやつかしらね。ちなみに表紙買いです。
2021/08/08
EDAMAME
最初から、ちょっと古風な感じの文体だな〜と思ってたら作者さんは何と81歳のお姉様!素晴らしすぎる♡使用人のほうが気になる話の展開で、だんだんとロマンスが少なくなっていく(笑)
2018/08/01
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