生き残る技術
生き残る技術 / 感想・レビュー
Kentaro
データを集めるにしても、プレーをしながらでは限界がある。そこで著者はチームのスコアラーに球種、コースなども細かくデータとして残してもらうよう頼み、そのデータをもとに各ピッチャーのカウント別、あるいは塁上にランナーがいる場合など、状況別の配球パターンを洗い出していった。すると、どんなピッチャーであっても状況に応じた配球パターンがあることに気づいた。そうやって考えながら準備し、実際に試合で経験を重ねていくと私の先を読む力は増していった。 本書の結びは自分は何のために生きているかという問いかけだった。
2020/02/18
しゅわっち
ちょっと私には、響かない本でした。ただ、エンジョイが、自分の持ってる力をすべて出し切って楽しむと知りました。これを自分でも実行していきたいと思いました。結局、人間が結果を出すには、自分の好きなことをするのが、結果が出しやすいということに感じました。著者は、10時間睡眠をしてるそうです。それは、体か頭を酷使するから必要なのかもしれません。野球の本では、下柳氏の本が、私には、とてもよかったです。
2021/02/15
コダマ
「王や長嶋はひまわり、私は月見草」などと常にネガティブ、マイナス思考、リーダーとしても資質がないと自負する野村監督が心掛けてきたこと。小心者であっても心は強く、弱者として強者をどう倒すかだけを考えていた。「野球は0点に抑えれば負けないゲーム」という原理原則からピッチャーを第一に、自分がキャッチャーとして打者としてチームに何を求められているのかを考え、課題を客観的に見つめ1つづつ一点集中で克服するすることか大事である。小事が大事を生む。
2020/06/12
Koji Takahashi
《何のために生きているのですか?》 この問いかけに 『世のため、人のためです』 と、堂々と応える人生にする。 『人生とは何か?』 1、人として生まれる 2、人として生きる 3、人を生かす 4、人を生む 1、2は自分のため 3、4は人のため 人のために動くことで世のためになる。 金や欲のために生きるのは、カッコ悪いと思うのです。
2020/03/06
tetsubun1000mg
今年の2月7日に初版発行された本でした。 今まで野村さんの著書は好きで読んだ本も多かったので重なる内容が多かったが、プロ野球のトップを走った現役時代から努力を怠らず不足分は分析と工夫で取り返す。 ノムさんの言われるように野球だけを一生かけて取り組んで、後輩に何かを残してやりたいという気持ちが伝わってきました。 その言葉は野球だけでなく学生、社会人に対しても大切なことばかりで、まさに「生き残る技術」を伝えてくれました。
2020/06/30
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