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拝み屋備忘録 ゆきこの化け物 (竹書房怪談文庫 HO 438)

拝み屋備忘録 ゆきこの化け物 (竹書房怪談文庫 HO 438)

拝み屋備忘録 ゆきこの化け物 (竹書房怪談文庫 HO 438)

作家
郷内心瞳
出版社
竹書房
発売日
2020-05-28
ISBN
9784801922662
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拝み屋備忘録 ゆきこの化け物 (竹書房怪談文庫 HO 438) / 感想・レビュー

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ゆみきーにゃ

時間がない時、疲れてる時は怪談本に限る!郷内さんのお話は読みやすいのでついつい手にしてしまう。最後、こうならないでねって思ってた通りになってしまい悲しい。。。

2020/06/20

眠る山猫屋

悪い男に入れあげる〝たまこ〟の行く末を軸に、日常を浸食してくる怪異の数々。物語として読むならば、あまりに傍観者っぷりが著しい郷内さん。メリン神父みたいにとは言わないけどさ、助けてあげようよ、助けられるもんならば。とは言え、その人間臭さがこの方の魅力でもある。超越した神の使徒ではなく、迷い弱みも見せる人間ぽい拝み屋さん。タイトルが回収された時に判る、後悔の涙。

2020/06/29

HANA

実話怪談集。怪談と著者自身の話が収録されている。著者自身の話は相変わらず斜に構えた態度と説教で個人的に「なろう怪談」と呼んでいるのだが、コレが無いと凡百の怪談と変わらず少し寂しくなるのも事実。怪談部分が心霊スポットに侵入して酷い目にあうという、昔懐かしい文脈で構成されているのも輪をかけているのかな。表題作にもなっている連作短編は著者自身の体験という話だが、『花嫁の家』のようなサイキックバトルが始まるわけでもなければ、「桐島加奈江」シリーズのような迫ってくる感覚もなし。怪談でモラル説かれるのは微妙ですね。

2020/09/22

らすかる

「本当の祟りの話をしよう」。こんな文章からはじまる拝み屋郷内さんの実話短編集。50ちょいある怪異譚はさほどこれまでの話と変わらぬかんじ。でも「たまこ」の話は引っ張り方が気になってたのでオチにびっくり。やだね、やだよ、本当に平気で人を傷つけられる生きた人間のが怖いよ。つっこみどころは「助平寺」。ノーパンで法事出たんか~!あと自分の履いてたパンツとはいえ、私ならそのまま捨ておく(笑) なんかそのパンツ怖いわ!!

2020/08/22

ヒデキ

著者、初読みです 「拝み屋さん」を営まれている著者の収集された実話怪談 です。 亡くなられた方の気持ちが、果たして思いなのか、怨みなのかは、その方にしか判らないということを考えてしまいました。

2022/05/03

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