最後の巡礼者 (上) (竹書房文庫 す 8-1)
最後の巡礼者 (上) (竹書房文庫 す 8-1) / 感想・レビュー
ゆのん
久しぶりの北欧ミステリー。章が短くて読みやすいかと思いきや各章ごとに時代が飛ぶ為、慣れるまで時間がかかってしまった。惨殺された現在の事件、見つかった3体の人骨、過去の自殺などなど読み進んでいくに従って謎は深まる。現在と過去の事件がどのように1本の線になるのか、影に潜む動機は何なのか…。犯人探しだけでは無い面白さがある。真相は下巻で。255
2020/11/12
キムチ
マンケルロスが応えたこの秋「ノルウェー国防省上級顧問」の執筆❔北欧ミステリ3冠王!という記事に飛びつき、予約。読み始めから、脳みそをぐぃっと捉まれ息もつけぬ面白さ。読み終えるのが勿体なく、わざとゆっくり読み進む。1945・2003年パートが交互に展開。露vs北欧諸国に英国の絡みは最近海外映画でよく見てどうやら理解できて来たが、ナチスに北欧が連合軍絡みでこう関わって行く闇の政争は無知も同然。懐かしき地名~ヨーテボリ・リレハンメル。難儀な名前多出すれども、何れの時代にも出てくるのが作品のキ―パーソンだから
2020/12/08
み
時代が前後して、ちと読みにくいものの、面白いです。北欧も大戦の影響があったんですね、ホント歴史を知らず恥ずかしい(>_<)下巻に進みます。
2021/02/23
シキモリ
<ガラスの鍵賞>を含む北欧のミステリー賞三冠に輝いた作品で、ノルウェー人作家としては初の快挙らしい。大戦の英雄が惨殺された事件を追う現代編と大戦下の諜報活動を描く過去編が交互に展開する警察小説とスパイ小説の合体作品といった趣。読者が戦時中の諾独瑞英の関係性について当然予備知識がある前提で話が進むので、読み進めるのに少々骨が折れた。過去編の語り手・アグネスが諜報員を志した経緯が些か不明瞭で、今ひとつ乗り切れない部分もあるが、惨殺事件の動機には戦時下における複雑な事情が絡んでいそうで、続きが気になる。下巻へ。
2023/01/04
のりすけたろう
なかなか複雑で面白くなってきた所で下巻へ✨ラストはどうなるのか?💦めっちゃ気になります🥺✨
2021/02/20
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