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大阪怪談 (竹書房怪談文庫 HO 475)

大阪怪談 (竹書房怪談文庫 HO 475)

大阪怪談 (竹書房怪談文庫 HO 475)

作家
田辺青蛙
出版社
竹書房
発売日
2021-02-27
ISBN
9784801925014
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大阪怪談 (竹書房怪談文庫 HO 475) / 感想・レビュー

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HANA

実話怪談集。大阪というと一見派手な印象を持つ人も多いだろうけど、一皮むけば歴史の古層がみっしりと詰まっている。本書は実話怪談であると同時にその古層の厚さと大阪の地霊みたいなものを感じさせてくれる稀有な一冊。天王寺や新世界、京橋…単に幽霊が出たという話でも凡百の怪談ならそれで終わるのだが、背後に歴史の重みを背負っているとそれだけの話でも得も言われぬ香気みたいなのが漂う気がする。個人的には茨木市や扇町の怪談ルポや今は亡きアリバイ横丁の話等がツボ。怖いだけではなく、大阪という土地を強烈に感じさせる一冊でした。

2021/02/28

ma-bo

怪談とはいっても怖さを追求した話ばかりではなく、地域の伝承や事件事故、都市伝説的な噂だとかに由来する内容も多い。自分としてはおどろおどろしいよりも、好みかな。

2022/04/11

大阪魂

青蛙(せいあ)さん、関西怪談についで今年3月発行の大阪怪談!今度のはむっちゃ身近な、ってかいつも走ってる桃が池公園も登場してきたりして、関西以上に楽しみまくった!京橋とか城北公園で戦災で亡くなった人の霊の話とか、天満橋の京阪モールの地下倉庫の話とかはゾワゾワしたけど、どっちかゆうと大阪の戦争の哀しい歴史とか事件とか今まで知らんかったこといっぱい読ませてもろてほんままた大阪のこと勉強させてもろた気する!高槻のタチソとか高津宮の惚れ薬の店とか、あちこちいくときは、本に書いてあったとこ?霊?ぜひさがしてみるー!

2021/12/15

shikashika555

最近怪奇譚に興味を持ち始めたところ、書店で見かけて購入。 大阪の話なので土地のこととも絡んだ話が読めるかなと楽しみでもあった。 じんわり怖いというものではなく、ある場所でこのようなことがあったという聞き書きのような短い話が集められている。知っている場所や馴染みのある場所も多く、あの場所にこんな話があったのかと興味深く読む。 中には体験者の勘違いかとも思えるような話もあったが 聞き書きなのでそういうのもあるだろうな。 私自身は幽霊やスピリチュアルを信じない。 でも、こういう小さな物語は好きだ。

2021/12/16

坂城 弥生

その土地の過去に由来する怪談が多かった。

2021/05/12

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