影絵の街にて (竹書房文庫 あ 12-1)
影絵の街にて (竹書房文庫 あ 12-1) / 感想・レビュー
宇宙猫
★★★★ これが新井素子、というお話の多い短編集。文体はあまり変わってないけど、それでもちょっと懐かしい感じがして面白く読めた。
2022/02/12
はなん
ようやく読めた。やっと読了。濃い。とても中味のギッチリと詰まった短編集。日下さんの纏める力に感服しつつ、未読であったチグリスとユーフラテスの外伝や懐かしい作品、かわいい作品、ぞっとする作品、、、。たくさんの新井素子を堪能した。ここは改めて星新一せんせにも感謝かな。こんなに多彩な世界を描き出す素子さんの力を星作品を纏めるお仕事から彼女に気付かせてくれて、そして更にたくさん読み手を楽しませてくださっているのだから。
2023/02/13
ふりや
日下三蔵さん編纂のアンソロジー。新井素子さんの作品読んでみたいんだけど、どれから読むのが良いのかな?と思っていたら発売されたので、とてもナイスなタイミング!独特な文体にSFともファンタジーとも取れる不思議な世界観。堪能致しました!巻末の詳細な解説もありがたいです。編者の日下さんがお勧めにあげていた『チグリスとユーフラテス』はぜひ読んでみようと思います。印象に残ったのは、『季節のお話』『センチメンタル・ジャーニイ』『影絵の街にて』『夕暮れ・七つの情景』『山手線のあいちゃん』『阪神が、勝ってしまった』など。
2021/12/27
なお
素子さんの玉手箱や〜。いろんなタイプのお話があって楽しい。外伝は本編を再読してから読み直したい。
2022/09/18
ゆみこ
国鉄…古い、いや懐かしい作品も含まれた短編集。絵本のような優しいお話もあり(あの意味での熊柄って言葉初めて)とんでもなく怖いお話も。真似できそうで絶対に辿り着けない発想力。そこが新井素子というジャンルなんだと思う。
2022/12/02
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