「超」怖い話 壬 (竹書房怪談文庫 HO 563)
「超」怖い話 壬 (竹書房怪談文庫 HO 563) / 感想・レビュー
qoop
掌編の多い実話怪談集の中では一編が長く、腰を据えて読める一冊。きちんと長さが活かされている作品が多く、好印象。短い挿話をつなげて実話らしさを醸し出す〈きゅうり〉、情緒と情景の異常さが相まって映画的なビジュアルが浮かぶ〈声〉、話の進展と共にスリルがいや増す〈先回り〉、非日常へとすり替わる怖さが伝わる〈リバイバル〉、事象と考察の配分が巧い〈騒音〉など、佳品多し。
2022/08/01
真夏日和
よい怪異というのかわからないけど、たぶんそういう種類のものってあるみたいな気がする。 もちろん悪意があっての怪異もたくさんあるから本当は遭遇しないのがいちばんいいのかなと思ってる。 今回読んだなかで気になったのは『きゅうり』『忘れ物』『ペットボトルランド』『声』『先回り』『井戸と猫』『第三の水』。 とくに『ペットボトルランド』がよく考えるとおぞましすぎると思った。ペットボトルで出来たお城のなかで踊る黒いものはなんなんやろ。怖すぎる!!
2023/07/20
KAE☆
毎年夏の繁忙期の友『きゅうり』『姉ちゃんだけはまとも』『井戸と猫』『第三の水』『蚊帳』が私は好きです
2022/08/16
ソフィグレイ
本当にこんなことあるの?とは思ったけど怖くはなかったです。最後の山伏の岩田さんの話は面白かったです。 あることで、読書再開。
2023/03/26
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