北海道怪談 (竹書房怪談文庫 HO 590)
北海道怪談 (竹書房怪談文庫 HO 590) / 感想・レビュー
雨
開拓の歴史などもあり興味深い内容だった。 そして幽霊より熊の怖さ。幽霊は触れてこない(多分)けど熊は実際出逢うとヤバイし。いつか北海道行ってみたいな。
2023/01/08
澤水月
筆名にふさわしく岡本綺堂の怪異譚のように短い前置きと共に「語り」が綴られ流麗。開拓や災害など凄惨な土地の記憶滲む話多く大変興味深い。現代と歴史的出来事が繋がる「三つの穴」ほか。時折沖縄のような独特の妖怪も語られるが、受刑者による労働にまつわるものなど世を憚り匿名で語られる話に切実さ滲む
2023/01/23
あられ
大阪に続いて北海道。怖いんで、さっさと忘れてしまいたい。が、トカレフが捨てても捨てても戻ってくるのがイヤだった。北海道って、歴史があさい気がしていたが、開拓者の話とか、監獄の囚人が工事したり、そのなかでの悲劇がいろいろあったんだな、と思いをはせつつ。フェリーで乗りあわせた客がオートバイで追いかけてくるのもイヤだった、しかも同様の体験をしているひとがいて、叫びそうになった。かなり怖かったので記憶を封印しよう。
2023/01/04
ふるい
北海道怪談だが、収集しやすいからか札幌の怪談が多く、知ってる場所や行ったことのある場所もいくつかあり、読んでいて楽しかった。囚人労働やタコ部屋や漂流してきたロシア人の幽霊など、北海道ならではの歴史に纏わる怪談も興味深い。「映ったもの」悩む人を励ましてくれる池の幽霊。ちょっと遭遇してみたい。「ろうそく出せ」、懐かしい〜!七夕に子供達がお菓子を求めて近所の家を回るハロウィン的なお祭りですが、今はもうやってないんですね…。私が子供の頃は近所の友達がやってて、うちにも来てお母さんがお菓子あげてたなぁ。。
2023/03/08
うさっち
知ってる場所が出ると楽しい。隕石で作られた日本刀が神社に奉納されてると初めて知り「流星刀」って名前が素敵だなと思った。幽霊も怖いけど熊だってもっと怖い。
2024/09/18
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