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呪物怪談 (竹書房怪談文庫 HO 608)

呪物怪談 (竹書房怪談文庫 HO 608)

呪物怪談 (竹書房怪談文庫 HO 608)

作家
蛙坂 須美
営業のK
神沼 三平太
黒木あるじ
しのはら史絵
住倉 カオス
つくね乱蔵
嗣人
八木商店
夜行列車
出版社
竹書房
発売日
2023-04-28
ISBN
9784801935228
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呪物怪談 (竹書房怪談文庫 HO 608) / 感想・レビュー

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HANA

実話怪談集。主題は呪物、怪談にとって呪い恨み辛みは一大テーマでありそれらを集めたものが面白くないわけがない。アンソロジーの常で、中には冗長なだけな話もありましたが…。特に気に入ったのはつくね乱蔵「五つで忘れる」。この著者らしい嫌さがラストに充満してて、現在の幸せが光るほどそれと対比して将来の闇が深くなる仕掛けは流石の一言だなあ。他にも手作りの呪いが光り、場面を想像すると妙に笑える黒木あるじ「呪転車」や結果だけがわかり、何故なのか誰がしたのかはわからないのが怖い蛙坂須美「醤油の家」等、傑作も多かったです。

2024/08/04

あたびー

実話怪談アンソロジー。 久しぶりの実話怪談読書に選んだ本は、いやー強烈でした!😱 表題通りどれもこれも呪いに使うものの話です。 特に蛙坂須美氏「醤油」は強烈だった!(ネタバレになるから気になったら読んでね😉✨) そんで、呪いが終わらない話が多くて…

2024/05/10

キナコ

久しぶりの短編ホラー集。メインは『呪い』人の思いが歪んで出来たものというイメージ。物質を媒体に歪んだ思いが感染していくと思えば、呪いのビデオとかって上手に作ってるなぁと思った。こういう呪いって、複雑な感情や思考を持った生き物だから可能なのかな?

2023/08/16

高宮朱雀

珍しくタイトルに負けていない内容。最近、呪物の本をよく見かけます。見ただけで呪われるので注意と帯に書かれている物もあって、読ませたいのか、そうでないのか、どっちなんだ? 私は個人的に御守の話が嫌でした。毎年、神社に必ず頂きに行っているので、こんな神仏に後ろ足で砂を掛けるような罰当たりな行為はないなと憤りしかありません。 ネットで物が購入出来る利便性と、そこに便乗する悪意。不特定多数の人の目に触れる事を利用したそれは、犯罪と何ら変わりないとさえ思います。

2023/05/30

奈良 楓

【良かった】竹書房怪談でひさびさ面白かったです。もちろん呪いに関するどんよりとした物語。

2023/05/13

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