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実話怪談 怪奇島 (竹書房文庫 こ 8-1)

実話怪談 怪奇島 (竹書房文庫 こ 8-1)

実話怪談 怪奇島 (竹書房文庫 こ 8-1)

作家
小原猛
久田 樹生 他
出版社
竹書房
発売日
2023-05-30
ISBN
9784801935365
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実話怪談 怪奇島 (竹書房文庫 こ 8-1) / 感想・レビュー

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あたびー

表題の通り、島を舞台にした怪談集だが、奄美・沖縄については妖怪や伝承など民俗学的な話題についても触れている。この夏Netflixで「忌怪島」と言う、悲劇の主人公となった女性を題材にしたホラーを見たが、その元話も解説されている。小原さんの本は沢山読んだので沖縄のことは色々読んだことがあったけれども、奄美のことは寡聞であり、触発されてこの本で紹介されていた「南島雑話」も購入した。その他伊豆諸島など日本各地の島嶼地域の実話怪談が収録されている。

2024/01/05

タイトル通り。色んな島に関する怪談と沖縄の妖怪などの解説あり。

2023/06/06

ネムコ

沖縄怪談の小原猛氏の名前につられて購入。日本にはたくさんの島があり、島固有の文化が息づいている。その風土に育まれた徒花が怪談である。そこに暮らす人々が何を恐れ、何に怒るかが伝わってくる。一番印象深かったのは人の人格を変えてしまう民宿の話。荒くれ者が一晩で品行方正な性格に変わる。そこに子供を連れて行く親は酷いとは思うが、そんな親に「仕方がないよね」と言ってしまいそうな自分もいる。私の中にも鬼がいる。

2023/06/18

澤水月

奄美大島のイマジョやカンツメ哀話(に潜む奴隷制の闇)という大ネタを2人の主著者がそれぞれ綴り興味深い。久高(岡本太郎も訪れた神様の島)、宮古など琉球弧だけでなく伊豆などの島も。神津島「二十五日様」は偶然最近読んだ釣り人怪談本「海之怪」にもありガチだ!と震える。地誌と現代の聞き取り、また新たな書き手による真摯さ伺える良書。旅路で読み終え風情高まった(読了は仙台で、6/5。被災地を目にした衝撃で書き遅れ)

2023/06/08

eyemu

沖縄には行ったことないのですが。 壮絶な歴史がある場所だからこその話が多くて。 のうのうと平坦に暮らしている私には、分からないことばかりだった。 民俗学的な階段で、初めて知ることばかりだったけど。 ヤースーさんのYouTubeのおかけで、言葉はなんとなく分かった。 全然どうでもいい話だけど、美ら海水族館には生きてる内に一度行ってみたい。

2024/05/30

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