魔法少女サン&ムーン~推定62歳~ (バンブーコミックス)
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魔法少女サン&ムーン~推定62歳~ (バンブーコミックス) / 感想・レビュー
ぺぱごじら
秋らしく、面白いけどちょっと切ないお話。かず子と芳江、二人の魔法少女顛末記。変身の仕組みでちょっと困ったことになり、だから変身はやめて、日常に回帰したのだけれど…、とうに還暦を越えた二人がもう一度魔法少女になった理由は?2018-123
2018/11/26
うさぎや
もうすぐ産まれる孫の顔を見たくて、末期ガンの進行を止めるために魔法少女活動を再開した老女のお話。コメディのようでいて、なかなかシリアス。
2018/04/14
ひとみ
変身している時だけ肉体が年をとらない。ガンに侵された推定62才のかず子は孫の顔をみるまで生きるため少女期に河原で拾った魔法のコンパクトの効果にかける。そのことを共にコンパクトを拾った親友のよしえにもちかけ、二人は最後の魔法少女活動にはげむのだった。二人の老嬢による友情と人生の物語。成人した二人が一旦やめていた魔法少女活動を復活し二人で楽しく生きていこうと思っていたけれど…という所から一時の解散に至る顛末が泣ける。二人と小学生の江利奈の関係は老婆と少女モノの児童文学みがあってそこも好みだった。
2018/05/01
Eterter_
推定62歳、"元"魔法少女だった二人が、自分達の人生を大きく変えた魔法少女に再び戻り、生きていくことに向き合うお話。 魔法少女のその後的な話も増えてきてるなか、魔法少女と大恋愛を天秤に掛けた結果ふつうの女の子に戻ったはずが離婚してスナックのママとして生きてきたとかいうの場末感あるし、魔法少女になれること自体が一種のバグとして扱われてたり、そのバグを利用して悪知恵を働かせたり‥‥ 他にはない魅力が沢山。 良い読後感で、オススメ。
2018/07/20
gmax
「悪と戦う魔法少女に変身すると歳をとらない」という魔法のコンパクトを手に入れた二人の半生。単純にヒロインになれて楽しめたころ、人とは違う時間の流れを楽しもうとしてた頃、そして年老いてどうしても後少しだけ時間が欲しくなった頃……「永遠に生きられる」のは幸福か、呪いか。魔法少女として戦っていた相手は何だったのか。全体的には派手な話ではないしシリアスよりもコメディタッチなシーンのほうが多いのだが、それゆえにいろんなことを考えさせられる作品でした。サメマチオは気になってはいたんだけどこれを機に他のも読んでみるか?
2018/04/10
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