駈込み訴え
駈込み訴え / 感想・レビュー
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太宰治が芥川龍之介の作品が好きだったということもあり、題材が「奉教人の死」に近いと思いました。愛しすぎて憎いという紙一重の気持ちがうまく表されていました。憎い殺したいと言ったそばから、愛してるからやっぱり殺すのはやめようと変化し続けるのがなんだか面白かったです。新約聖書を読んだことがなかったので、名前を言われてもなんのことやらと思ってしまったのですが、調べてみたらなるほどとなりました。
2017/06/16
雨音
愛しさ余って憎さ100倍。
2015/12/06
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