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にぎり飯

にぎり飯

にぎり飯

作家
永井荷風
出版社
青空文庫POD
発売日
2016-07-31
ISBN
9784802062725
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にぎり飯 / 感想・レビュー

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shikada

東京大空襲で焼け出され、独り身になった男女がお互い支え合って夫婦になる話。当時はこんな話、きっと珍しくなかったんだろうな。駅のことを停車場と呼ぶのがいかにも当時の文章という感じ。

2023/07/10

まさ

当時の世相がよく分かる話。 再婚スピードの速さに驚かせる。

2024/07/08

Shuhei Yamakawa

良くも悪くも読みやすいし分かりやすい。 メロドラマの橋がけみたいなストーリーで、悪く言えば物足りない。まぁでも、この本が書かれたのが終戦から2年経った1947年ということを踏まえると、本当に当時の人々は、或いは荷風さえもが、この小説のように戦時の泥だらけの記憶に希望を見出したかったのかもしれない。 奇しくも2022年の今、ウクライナで戦争が起きている。たくさんの人が家族を失っている。そんな絶望の最中にも、たとえ泥だらけでも、人生の糧となるにぎり飯のような希望を見出だせますように。。

2022/03/13

龐統

終戦前後の混乱期を挟んだ市井の再婚話。暗めの調子でありながらテンポよく話が進む。当時はそういう事も多かったのだろうな。

2024/10/19

Hiroki Nishizumi

時代だなぁ、戦争でいい思いをする庶民はいない

2024/11/04

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