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からすうりの花と蛾

からすうりの花と蛾

からすうりの花と蛾

作家
寺田寅彦
出版社
青空文庫POD
発売日
2016-07-31
ISBN
9784802067850
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からすうりの花と蛾 / 感想・レビュー

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Aya Murakami

青空文庫 からすうりの花きれいだな、蛾もかわいいな、と思っていたらいつのまにか戦闘機はじめ文明批判の話に移行していた件。 本当に生物の進化って神秘的です。10分たらずで開花するカラスウリにあっという間にカラスウリに召集される蛾に…。一方人間は飛ぶ生物をまねた飛行機をつくって殺人機械にしてしまう。科学的ユートピアが来るのはいつのことやら。

2022/01/26

hiro-yo

長編小説をギブアップした翌日に寺田寅彦の短編エッセイ集に戻ってきました。庭にからすうりがずいぶん勢い良く繁殖した。朝の薄暗い10分ほどの間にいっぺんに花が開く不思議さ。そこに申し合わせたかのようにやって来る蛾。そして座敷の電灯を目掛けて飛んでくる。これが東京市民を目掛けて飛んでくる爆撃機に似ている。戦争のないうちはわれわれはぶんかじんであるが戦争が始まると、たちまちにしてわれわれは野蛮人になり、獣になり鳥になりこんちゅうになるのである。

2020/05/04

sheemer

別バージョンで読了。

2022/01/29

佐々木

夕顔みたいな女、上手く生きられないところも含めてすきすぎる

2023/07/19

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