人生の現在地―まだまだ迷っているぞ、私は。
人生の現在地―まだまだ迷っているぞ、私は。 / 感想・レビュー
ispanoman
阪神大震災の後に書かれた本書での現代社会への反省、批判はそのまま東北大震災まで当てはまってしまった。『永遠の恵みを与えてくれるはずの大地を顧みずに、ただ人工的な都市に向かって疾走しようとした私たちの文明が、たった数十秒で崩壊したのが阪神・淡路大震災だったのである』『私たち人間は、傲慢になりすぎていたのだ』、、、、本書のタイトルは社会に生きる人間としての今の現在地を想うことを自然とさせてくれるのではないか。
2014/01/17
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