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旅路の果ての名馬たち

旅路の果ての名馬たち

旅路の果ての名馬たち

作家
吉永みち子
出版社
大和出版
発売日
1994-03-01
ISBN
9784804760292
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旅路の果ての名馬たち / 感想・レビュー

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菊地

様々な境遇の過去の名馬について引退後までを語るエッセイ集。かなり情緒的な内容ではあるが関係者にしっかり取材している骨太な内容。 発行時期的にグレード制導入前の名馬を取り扱っているので、近年の日本競馬・馬産を取り巻く環境とまったく違う時代観が味わい深い。 日本と海外との格差、レースを使いまくるローテーション、仔馬時代の育成など隔世の感を感じる。 しかしまあ、この当時はネットも普及していない時期だったので競走馬の引退後はおろか競争成績・繁殖情報を調べるだけでも大変だったな、と言う思い出。 うん、いい本でした。

2023/04/11

コギー

エッセイストの吉永による、かつて競馬ファンたちを魅了した馬たちのエピソード4編を収録。初出は『小説フェミナ』(1992年~93年)、94年刊行。初出、刊行時は、2年連続で無敗のクラシック二冠が話題となったトウカイテイオー、ミホノブルボンや、若き天才騎手、武豊の活躍、三冠馬ナリタブライアンなどが社会的にも話題となり「競馬ブーム」と呼ばれた時代。

2020/08/08

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