KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

その夜、ぼくは奇跡を祈った

その夜、ぼくは奇跡を祈った

その夜、ぼくは奇跡を祈った

作家
田口ランディ
網中いづる
出版社
大和出版
発売日
2001-11-01
ISBN
9784804760940
amazonで購入する

その夜、ぼくは奇跡を祈った / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

紅香@本購入まであと9冊

今年もクリスマスがやって来る。クリスマスと言えば何か特別なことが舞い降りてきそうな期待感でいっぱいになる。街にはイルミネーション。ショーウィンドウも赤や緑、沢山の星やリボン、それに付け加えて音楽もクリスマス一色に染まる。夢も恋人がいなくても。その日に仕事だったり、病気だったり。決して華やかな気持ちになれない人もいる。それでも何かを祈りたくなる。叫びたくなる。誰かを笑顔にしたくなる。一年中、クリスマスだったらいいのにな♪『与えている人たちが実は与えられている』ココアを飲んだ時のようにホッとする3つの短編集。

2019/11/16

AYUKO☆

もうすぐクリスマスなのでクリスマスっぽいものが読みたくなって手に取った。さらっと読める心温まる短編集。田口ランディさんは初読み。作中で『フォルクローレ』の『花祭』という曲が演奏されるシーンがあったので調べてみたら、アンデスの民族音楽で祭りって題についてるのに、踊りたくなるようなテンションの曲なのに哀愁が漂ってて郷愁を感じた。外国の曲なのに。『コンドルは飛んでいる』もこんな曲だったなぁとか、高畑勲さんや宮崎駿さんが制作スタッフをしてた『母をたずねて三千里』のアニメも思い出してキュンとした。

2019/12/22

芽依*

クリスマスにちなんだ3つの短編集。温かくて優しい。

2020/02/18

おかじ

寝たきりでも、働いていても、病に罹患していても、クリスマスは一様に訪れる。その中で人はどのように生き、与え、与えられているか。「クリスマスの仕事」は教えてくれる。国語の教科書にも採録された本作だが、短編の中によくこれだけのストーリーがまとめられているな、と感動する。 クリスマスに起こる奇跡を描いた秀作である。

2018/09/29

spica☆

クリスマスの贈り物としてもぴったりの、可愛くて優しい大人の絵本ですね。ランディさんらしいスピリチュアルな考え方が随所にあって、小説のようなホラー部分はないので(笑)さらっと読みやすく、あったかい気持ちになれます。誰かが誰かのサンタさん、身近で優しい奇跡が起きるのを信じたくなる物語。イラストと文章がとってもあってて素敵でした。

2015/11/22

感想・レビューをもっと見る