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「怒り」がスーッと消える本―「対人関係療法」の精神科医が教える

「怒り」がスーッと消える本―「対人関係療法」の精神科医が教える

「怒り」がスーッと消える本―「対人関係療法」の精神科医が教える

作家
水島広子
出版社
大和出版
発売日
2011-05-10
ISBN
9784804761848
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ジャンル

「怒り」がスーッと消える本―「対人関係療法」の精神科医が教える / 感想・レビュー

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ヒロミ

折に触れ読み返しています。自分でも幼い頃から短気というかイライラしやすいタチなので何故なのかと思い読んでみました。「怒りは被害者意識から来る」というのが新鮮でした。被害者ではなく主体的に考えることが大事だと。「評価は暴力」というのもすごい。結局相手に対して期待してしまう→期待が叶わない→被害者意識を持ち怒りが発生 というメカニズムなのかな?と自分なりに解釈致しました。「自分が我慢してやらないことをやっている相手にカチンとくるのです」というのはいかに現代社会が抑圧に満ちた社会なのかを考えさせられました。

2016/09/02

超運河 良

怒りとか嫌な感情は意味のないものではなくて、自己防衛機能として最高の味方。ちょっとしたことでイライラしたりするのは抑圧してきた感情が出てる。出は入りという様に思い込みが変わると今まで思い込んでいた感情が出てくる。そのあとに新しい感情が入ってくる。特に怒りとか嫌悪感がでると嫌な思い出も出るけど、その時にこそ自分自身をリスペクトして認めることでその感情が消える。内面から湧いてくる感情で楽しい、嬉しい感情はいいよって認めて怒りや悲しみの感情が出ると抑圧してるのは自分自身をいじめてる。内面から出る感情は全て自分!

2015/11/02

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

私自身はカーッとなって人に怒ったり当たったりといったことはあまり無く、感情を表に出せないタイプなのだけれど、それでも、ムッとすることはあって、しかも結構前の怒りをおぼえていて、たまにそれがフラッシュバックのように蘇って来て、何年も前のことに一人で腹を立てていたりすることがある。とても苦しい。そういうのを何とかしたいと思って読んでみた。読みながら、おぼえておきたい言葉や文章をスマホのメモに打っていると、怒りの本当の姿がわかった気がして、不思議と過去の怒りを許せそうな、少し穏やかな気持ちになった。

2015/03/06

ケロコ

職場の同僚に借りて読了。言ってることは正しい。流石精神科医だけに、わかりやすく、試してみようと思える内容だったけど、怒っているときに出来るか?訓練しながら心穏やかに暮らしたいと思う。

2015/09/10

デビっちん

怒らないようにしよう、怒っても外には出さないようにしよう、と考えるのは止めます。怒りは抑えるものでも隠すものでもなく、受け入れるものだとわかったからです。怒りは対処が必要なものを教えてくれるサインなのですから。怒りを心の痛覚とし、その原因を役割期待のずれとしているのが、とてもしっくりきました。期待してしまった役割に原因があるのですから、今に意識を持ってくる。

2019/10/27

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