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ドライドライドライ

ドライドライドライ

ドライドライドライ

作家
穂村弘
出版社
沖積舎
発売日
2006-08-01
ISBN
9784806011118
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ドライドライドライ / 感想・レビュー

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コットン

お茶目な歌が面白い!「目をとじて耳をふさいで金星がどれだかわかったら舌で指せ」や「心臓を賭けてもいいよ誰だって浮き輪になんか立てっこないさ」

2015/10/24

KEI

セーラー服歌人の鳥居さんが本書を読んで、穂村さんの家にもクーラーが無いと励まされたと書いてあったので手に取ってみた。あとがきに【「穂村さんの場合、頑張れば頑張るほど、Hな言葉や汚い表現が増える傾向がある」】と出ていたが、ぴったりだった。歌意が分からないものもあったが思わず笑ってしまうものも多く穂村さんらしさが滲み出ていた。【月の夜の暴走族は蜜蜂のダンスを真似て埋立地まで】【 真夜中の中古車売り場で思い切り振って渡した三ツ矢サイダー】【目を閉じて耳をふさいで金星がどれだかわかったら舌で指せ】

2021/12/21

ゆにこ

薄いのでさらっと読めます。切れ味鋭い短歌が多い。

2014/08/16

nonたん

編集さんは正しく穂村さんを捉えている。力んでるんだな。よく分からない事多し。だが、感じるモノはもっと多し。

2014/05/10

きき

「穂村さんの場合、頑張れば頑張るほど、Hな言葉や汚い表現が増える傾向がある」と分析した編集の山﨑郁子さん(勿論知らない人です。あとがきに登場されます)お見事、と言いたくなる程、刺々しかったり歪だったりでもやっぱり純だなあって思う一冊。ブラックジョークともまた違う笑えなさが、何処か自分の中でしっくりくるのが不思議。ぐさりと刺さったのは「後ろ手に縛ったおまえの瞳をみれば 潜水艦に満ちる音楽」、笑ったのは「叫びながら目醒める夜の心臓は鳩時計から飛びだした鳩」。歪な愛って最も真っ直ぐなのかもな、なんて。

2020/12/22

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