岡本かの子作品集 (ちゅうせき叢書)
岡本かの子作品集 (ちゅうせき叢書) / 感想・レビュー
ひろゆき
「家霊」「夏の夜の夢」「東海道五十三次」「老妓抄」「過去世」などがとくに素晴らしいと感じた。全十作品の短編集。初めて読んで驚いた。凄いな。この水準の作家が現代に何人いるだろうと思うのに、文学史の教科書で大きく扱われていないのはなぜ。ウイキペディアによると谷崎潤一郎はまったく評価しなかったとか。謎がなくすべてを表に出しているからか。調べてみたい。
2017/02/01
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