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金子兜太の俳句を楽しむ人生 (中経の文庫)

金子兜太の俳句を楽しむ人生 (中経の文庫)

金子兜太の俳句を楽しむ人生 (中経の文庫)

作家
金子兜太
出版社
中経出版
発売日
2011-01-27
ISBN
9784806139638
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金子兜太の俳句を楽しむ人生 (中経の文庫) / 感想・レビュー

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てくてく

自身の生い立ちについては別の本でもすでに読んで知っていたが、はねっかえりの人生を送る上で妻に与えたプレッシャーや、戦争をその最中は肯定せざるを得なかっただけにその後の反戦意識があること、そして俳句への姿勢が年とともに変化していったことなど、初めて知ることもあり、面白かった。

2015/12/26

笛吹岬

金子兜太の自伝と言っても良い。雁坂峠を挟んだ秩父往還に関する記述が面白い。甲斐も山国だと思っていたが、高原状の明るさがあり、それにくらべて奥秩父は山が迫っているからだろう。

2011/02/12

chiuchiu

たまたま図書館で。著者の生い立ちから戦争経験、そして知り合った俳人達との交流や著者の視点から分析した俳人たちの事が、読みやすい文章で綴られている。医者である父も俳人であったとは知らなかった。著者自身はまさに豪放磊落で、現在も闊達でいらっしゃる。だがその背景には辛い戦争体験を経て、己の進む道、戦争を絶対してはならないという信念を貫き通している強さ、亡くした戦友たちへの祈りがあるからだと思う。他者への観察眼は鋭く、本著で初めて知ったが、上甲平谷の句とその人となりを表す文章が好きだ。

2015/07/10

黒とかげ

なかなか良かった。戦時中の話も良かったし、俳句の話も良かった。この人は話すのが上手だなぁ。胸に迫るものがある、それはきっと本当のことを話しているからかな。

2021/02/27

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