本質をつかむ思考力 (中経の文庫)
本質をつかむ思考力 (中経の文庫) / 感想・レビュー
hachi18
頭のなかにある引出しをスムーズに組み合わせることによって新しい視点を見出だすことが可能になる。その頭のなかにある引出しにあるべき情報がきちんと納められるようにするにはどうすれば良いのかがもう少し知りたかった。情報の更新は意外としていなかったので、これは気をつけていきたい。それと「定義の曖昧な言葉はすぐに調べる」「数字の裏付けをとる」これも習慣にしていきたい。
2017/05/31
村越操
本質をつかむ思考力について、一通りの基本が学べました。「漠然と思ったり考えたりしたことや、あいまいなことを聞いたときに、『もっと具体的でないといけない』と感じることが重要」「いきなり『理由』を考えてはいけないのです。まず目の前にある現象が正確な事実かどうかを見極めてください」「『関心』があればモノが見えます。関心のないことは見えないのです」「会計や経済などの基本を勉強することも、立派なツールになります」「なぜ?ほんとう?それから?といった言葉を、人と話すときや会議などで使うと、本質に迫りやすくなります」
2014/03/02
masabi
頭の引き出しに多様な情報や知識をインプットしておき、それらの組み合わせがひらめきとなる。必要なのは現象に対する正確な認識と数字の裏付けと常に問い続ける習慣だ。知識をいかに使うかがこれまでもこれからも求めれる。フレームワークは頭の引き出しを区切る仕切りのようなもので、現象を簡単に分解することができる便利な道具だが、道具である以上知っているだけでなく使いこなせなければ意味がない。
2015/07/14
maimai
知恵とは知識を使いこなし新しい物の見方を考える力という言葉が印象的でした。いまは検索エンジンを利用して情報を即座に得ることが可能ですので多くの知識を持つことよりも、得た知識を使いこなし新しいことを生み出すことの方が重要だと考えます。その知恵を身に付けるためには「考える」ことが重要であり、考える習慣を身に付けるためにも読書という趣味は大切なのだと思います。
2015/07/01
maito/まいと
小宮さんの頭の中を見せていただいた気分になる一冊。とにかく事項に出会った瞬間、どんなことを思いつき、どこに着眼点を置くかが分かれ目なのだ、ということが問題形式でレベル別に展開されており、実際に解いてみると、自分のレベルに愕然としてしまう・・・この方の経験値の濃厚さと鍛錬の成果に圧倒される内容、こういう方が当たり前のように隣にいるのが社会人なのだなあ、と今さらに背筋が伸びる(苦笑)テクニックよりも本質論重視(タイトルにもありますが)なので、「なぜ?」を随所で感じて自分なりの答えを出しながら読むべし。
2014/10/14
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