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死ぬことと生きること

死ぬことと生きること

死ぬことと生きること

作家
土門拳
出版社
築地書館
発売日
1974-01-01
ISBN
9784806767305
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死ぬことと生きること / 感想・レビュー

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ミッチ

写真でのリアリズムを追求した土門拳のすべてが分かる。多くの日本人を撮ったが、そのなかで梅原龍三郎を怒らせた話は面白い。土門拳曰く梅原龍三郎は傲慢不遜。土門拳は敢えてその梅原龍三郎を敢えて怒らせた…梅原龍三郎のその上をいくのはデコちゃんこと女優高峰秀子だったとはなんとも痛快。

2019/03/18

ほじゅどー

★★★1974年発行であるが、個々のエッセイは1950年代に書かれたもの。日本百景などは写真より実物の方がはるかにいい。絵葉書的風景写真は本人不在。自分の主体的な、人間的な撮影衝動、エモーションというものが加わらない限りは風景を撮ってもそれは単に絵葉書である。そこに人間がいることが大事である。雲の佇まいを写すということだけでなく、その雲の佇まいにじっと見入っている人間がいるということである。本人不在の写真はつまらない。

2017/09/17

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