日本のほとけさまに甘える―たよれる身近な17仏―
日本のほとけさまに甘える―たよれる身近な17仏― / 感想・レビュー
ナミのママ
タイトルにひかれ手にして、中身を見るとオールカラーでイラストが可愛い。人生を春夏秋冬にわけ、各4体ずつの仏様が紹介されています。「春」子供時代にお世話になる地蔵菩薩、「秋」趣味を楽しむころに吉祥天・・etcイラスト効果もあり、仏様がとても身近に感じられます。歴史を読むと、人とのかかわりがよくわかります。いつの時代も生活に伴う苦楽があり、仏様は人の生活に密着していたのだなと、改めて感じます。ほっこりしました。
2016/10/28
よこたん
“悲惨な目にあったり逆境に陥ったとき、漠然とした不安を覚えるとき、人は独力でそれに耐えられるほど強くないのです。そんなとき、ほとけさまに「甘え」て力づけてもらう。それは古来からの日本の知恵でした。” 仏像の写真は1枚もなく、優しいタッチのイラストなのだが、各々の仏様の特徴がとても分かりやすい。人生を四季に例えて、その時々の悩みや願いをサポートしてくれる仏様を紹介し、由来や物語も楽しめる。遥か昔のインドの神々が、長い歳月を経て日本の仏様というかたちにおさまり、現在も生活の端々に息づいていることは素晴らしい。
2016/12/04
keith
仏像の由来や特徴が分かりやすく解説されてます。仏像観賞の入門編ですね。
2018/05/29
ikedama99
図書館の1冊。眺めるのもいいけど、人が一生の中で、こんなときには、この仏さまに甘えてみよう・・という一風かわったつくり方の本。でも、なんとなくうなずける感じ。ながめて楽しいです。
2018/10/08
オリーブ
お寺などに行った時に思い出すほとけさまの存在に心静かにその有り難さを感じます。最近、忙しくて全く訪れていない私。死を意識しないわけにはいかなくなった年齢にさしかかってきた私ですが、“ほとけさま”のことを知っているのとそうでないのとでは心の平安を保つのに全く違ってくるような気がしています。煩悩だらけでまだまだ知らないことが多い未熟な私にはこういう本を読んで少しでも心静かに生きていけたらいいな~と思いました。
2017/08/03
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