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幻想秘湯巡り (ホラージャパネスク叢書)

幻想秘湯巡り (ホラージャパネスク叢書)

幻想秘湯巡り (ホラージャパネスク叢書)

作家
南條竹則
出版社
同朋舎
発売日
2001-09-01
ISBN
9784810427172
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幻想秘湯巡り (ホラージャパネスク叢書) / 感想・レビュー

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榊原 香織

あー、ナンジョー先生だ なんでホラー?と思ったら、やっぱり全然怖くなかった。 温泉の話。 この間修善寺に行って、箱湯で気持ちよく足湯に浸かったが、そこが源頼家惨殺の場所、と書いてあってゾゾッ

2022/09/14

あたびー

ホラージャパネスク叢書と書いてありますが、別にホラーではないです。南條竹則さんが趣味の温泉巡りをした事をエッセイにしたもので、二つばかり小説のネタのようなものが挟まっています。秘湯巡りの参考書にと買いましたが、20年ほども前の本なので、既に閉まっている旅館や共同浴場もあり、訪ねる前にはちゃんと調べる必要がありそうです。南條さんの場合、つげ義春よりはもちっと一般寄りの宿にお泊まりのようなので、参考になる記述は多いです。

2022/08/25

コオロ

温泉は何も考えず浸かるのが一番気持ち良いだろうに、風情を活字に残そうとしたり、小説を思いついたりしてしまう、幻想を追いかける作家のサガというか業というかを感じる紀行文。先人の温泉小説が多数紹介されていて勉強になります。我が山形県の肘折温泉にも湯治場があるんだけどこの本のラインナップにはなかったなあ……。

2023/05/03

misui

温泉のトポスをめぐるエッセイあるいは紀行文。いつもながら食や性や怪奇といった下世話になりがちなネタに文学的興趣を乗せて描くのが上手い。人間の本源にある欲求と温泉地のノスタルジーが心地よく融け合っている。

2011/05/26

アシ原@新潮部

人間の心身、そのほぐれた所に現れるモノだから怪奇も少し変わっているような気がします。意味不明でおぼろげな原始の恐怖。

2014/01/26

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