ノーベル文学賞にもっとも近い作家たち いま読みたい38人の素顔と作品
ノーベル文学賞にもっとも近い作家たち いま読みたい38人の素顔と作品 / 感想・レビュー
山田太郎
しかし、まるで知らない作家ばかり。それでも結構和訳出てるんで、すごいもんだと感心した。ピンチョン読んでみたけど、途中でめげちゃったからな。日本のピンチョンとかでデビューしたらけっこう売れそう気がするけど、だめかな、いないよな、そんな人、東大の教授の片手間でとかだったらかっこよくないかな、やっぱり、とりとめない感想だな、これ。
2014/11/20
Y
読みたい本がどっと増えた。文学の専門家がそれぞれの得意分野において文学の潮流はどうなっているのか教えてくれて読書欲をくすぐられた。外国文学は新潮クレストを中心に読んでいたけど、もっともっと自分の興味の超えたところにおもしろいものがあるんだと思うといてもたってもいられなくなった。「世界にはこんなにいい作家がいるんだ」と帯の柴田元幸のコメントを読んで激しく同意。驚きとともにそれでも心のどこかでそれを知っていたような感じがした。
2014/11/18
抹茶モナカ
読書好きが熱くなる祭、ノーベル文学賞発表。そのノーベル文学賞に近いとされる作家38人について、その作家の作品傾向を解説。名前はかろうじて知っている作家もいれば、全く存在を知らない作家もいて、勉強になりました。もっと、現代のノーベル文学賞クラスの作家を読まなきゃなぁ。
2014/10/17
Koning
ブックメーカーのリストを元?に文芸評論家なり文学部教授なりに作家を紹介させたガイドブック。とりあえず和訳でてる人結構いるのねん。だけど、肝心のあれが未訳かよ!とかそういうのは色々あったりする(笑)。まぁ、ある意味当然なんだけど、ムックっぽい本なので似顔絵イラストが一番秀逸だったというのが本音だったりして(汗。イスマイル・カダレ(36番目に紹介)のところで井浦伊知郎のサイトにアルバニア文学のあれこれが翻訳されてるよという情報が一番有用だったりした。
2014/11/10
ソングライン
38人のノーベル賞受賞に近い世界の作家を紹介しています。2014年に出版された本ですが、既にこの中から二人の受賞者が出ています。本書は、次は誰が受賞するのかを予想する内容ではなく、日本人の文学者たちが、それぞれの専門分野で、面白いと感じている作家たちを取り上げています。作家の生い立ちから、作品の特徴、代表作の内容を簡潔に紹介してくれています。ノーベル文学賞は毎年話題に上りますが、本書で紹介された作家を10人も知らない自分の勉強不足を嘆きつつ、この本のおかげで、読みたい本が増えました。
2019/03/23
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